【RIZIN】榊原CEOが渡米してデ・ラ・ホーヤCEOと「すり合わせする」が「この試合が行われないことはあり得ない」
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』の記者会見が、3日(火)都内にて行われた。 【写真】ビバリーヒルズで大々的に行われた記者会見、この後デ・ラ・ホーヤ氏から「待った」が ライアン・ガルシア(米国)と安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が11月26日(日本時間27日)、米国ロサンゼルス・ビバリーヒルズにて記者会見。その3時間後、ガルシアの試合をマネージメントするゴールデンボーイ・プロモーションズの最高経営責任者(CEO)で元世界6階級制覇王者のオスカー・デ・ラ・ホーヤ氏(米国)が、「まだガルシアの試合を承認していない」と指摘した件について、会見で榊原信行RIZIN CEOは次のように語った。 「オスカーとも話はしています。いずれにしてもこの試合が行われないということはあり得ないので。そこは心配せずに。みんなで力を合わせて。新しいアクションではあるので、それぞれお互いミスアンダースタンディングがないようにすり合わせていきたいと思います。契約上は何の問題もないし、かと言ってオスカーというビッグショットと揉める気もないので、今週僕もラスベガスへ行くのでどこかで彼と会ってすり合わせられたらなと思います。ご心配なくとお伝えしたいと思います」と、デ・ラ・ホーヤ氏と話はしており、試合が中止になることはないと断言。 契約書を結んでいないのでは、との質問には「契約書は結んでいます。結んでないのにあんな会見して発表するわけがない。そこはご心配なく。お互い言えること言えないことはありますけれど、契約は終わっているし、これだけ僕らもRIZINの看板を掲げてアナウンスしていることなので。そこはご心配なくということと、契約はキチっと締結されているということと、とは言えオスカーと揉める気はないので平和裏にみんながこの試合を楽しんでサポートしてもらえる環境を整えたいと、そう思っています」と、契約は問題ないとした。 また、会見後の囲み取材では「(デ・ラ・ホーヤ氏とは)事前に話をしているので、アメリカサイドでライアンが動けばいろいろな人たちの利害関係が生まれる。それだけビジネスとして大きい。オスカーからすると公式戦の契約を持っているので、安保戦で下手をうたれるとサスペンドが明けた以降でビッグマッチがありますから、そういうことに影響がないようにしたいんでしょうね。ゴールデンボーイ・プロモーションズとお付き合いしているプラットフォームもあるでしょうし」と、ここでガルシアが安保に負けるようなことがあれば公式戦の人気に影響すると考えているのでは、との見解を示す。 「契約が終わってるので僕らが何か言われる立場じゃない。ライアンと我々が話をしていることで、それはライアンとゴールデンボーイ・プロモーションズの話。契約をクリアしている中での契約なので。ただ、オスカーと揉めてまでやることではないので、僕らフェデレーションとしては全ての関係する人たちとグッドフェイスでいたい。ズームでやった時にはオスカーが了解してくれた話なので、最終的にオスカーとライアン、FANMIOとオスカー、平和的なみんなの顔が潰れないところを模索したい」と、落としどころを見つけたいと語った。
ゴング格闘技