試合後、ファンにあいさつする川崎・ファジーカス＝川崎市とどろきアリーナ

　バスケットボール男子のＢリーグ１部（Ｂ１）は２８日、川崎市とどろきアリーナなどで１２試合が行われた。中地区３位の川崎はＳＲ渋谷に７７―７９で惜敗し、４位に後退。同６位の横浜ＢＣは信州に５６―８３で大敗した。 【写真で見る】引退セレモニーでファンにあいさつする川崎・ファジーカス 　前半から一進一退の攻防となった川崎は１点リードで後半を迎えた。第３クオーターにはファジーカス、ヒースらの活躍で一時１０点差をつけたがその後に逆転を許す。第４クオーター残り２６秒にウィンブッシュの３点シュートで追い付くも、勝ちき切れなかった。 　篠山は「最後の最後まで粘って本当にあともう少しのところまでいって、勝利を手繰り寄せそうなところもあったけど、本当に難しい試合になったと思う。冷静に振り返りきれていない部分もありますが、残念な悔しい結果になりました」などとコメントした。 　横浜ＢＣは１２点ビハインドで前半を折り返し、後半も劣勢を強いられ反撃の機運を高められなかった。青木勇人監督は「横浜に戻っての最後のホームゲーム２試合、神奈川ダービー・川崎戦に向けて残りの１週間でしっかりと準備をし、最後に強くこのシーズンをこのチームで終えられるように戦っていきたい」などと反省を踏まえ、前を向いた。