挑戦者・豊島将之九段が意表の「四間飛車」採用 藤井聡太名人の対応策に注目 “オホーツク対局”制するのはどっちだ/将棋・名人戦七番勝負
将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負第5局が5月26日、北海道紋別市の「ホテルオホーツクパレス」で行われている。藤井名人の3勝1敗で迎えた第5局は、後手の豊島九段が意表の四間飛車を志向。今後の展開に大注目が集まっている。 【中継】藤井名人VS豊島九段 注目のオホーツク対局!(生中継中) 開幕からロケットスタートの3連勝で初防衛に“王手”をかけた藤井名人と、第4局で崖っぷちから待望の1勝を飾った豊島九段による注目のシリーズ第5局。オホーツク海を望む対局室で行われている本局は、連勝を狙う豊島九段が意表の振り飛車を採用。繊細な駆け引きの後、四間飛車を志向した。対する藤井名人は、穴熊に囲って豊島九段の真意を伺っている。 紋別市市制施行70周年を記念した事業の一環として行われている本局は、藤井名人初防衛の地となるのか、豊島九段が5期ぶり復位に向けた連勝を飾るのか、午後からの進行も目が離せない。 持ち時間は各9時間の2日制。 【昼食の注文】 藤井聡太名人 紋別産ずわい蟹いくら重、ウーロン茶 豊島将之九段 オホーツク海鮮丼 【昼食休憩時の残り持ち時間】 藤井聡太名人 7時間4分(消費1時間56分) 豊島将之九段 8時間11分(消費49分) (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部