サッカー=レアル、クラブW杯出場を表明 参加辞退の報道受け
[10日 ロイター] - サッカーのスペイン1部レアル・マドリードは、クラブワールドカップ(W杯)に出場する意向を強調した。同クラブのカルロ・アンチェロッティ監督が参加辞退を発言したと伝えられたことで波紋が起きていた。 アンチェロッティ監督は10日付のイタリア日刊紙ジョルナレとのインタビューで「レアルの1試合の価値は2000万ドル(約31億5000万円)だが、FIFA(国際サッカー連盟)は大会全体でその額にしようとしている。あり得ない。われわれと同じように、他クラブも招待を断るだろう」と辞退の意向を示したと伝えられていた。 しかし、自身の発言が意図した通りに解釈されていなかったとし、交流サイトで「レアル・マドリードとともにメジャータイトル争いを続ける絶好の機会となる大会の出場を拒否するような考えは全くない」と述べた。 クラブ側も欠場の考えはなかったとし、「予定通り誇りと最大限の熱意を持って臨む。世界中の何百万人ものファンに、再び新たなタイトル獲得を夢見てもらいたい」と声明で述べた。