ふたご座流星群2024 いつ?方角は?「どの方角を見てもOK」でも“スマホは我慢”学芸員に聞いてみた
北陸放送
NEWS DIG担当が今週、注目したニュースはこちらです。 「ふたご座流星群始まる観察&撮影のポイントは?」 【画像】ふたご座流星群を見るには… 鹿児島県の南日本放送が配信した話題です。 ふたご座流星群とは、3大流星群のひとつで12月上旬から中旬にかけて「ふたご座」から四方八方に流れ星が見られます。こうしたことからインターネット上ではいま「ふたご座流星群」を検索する人が増えているんですね。 牛田和希キャスター「3大流星群とありますが、あと二つはペルセウス座流星群と、しぶんぎ座流星群ですよね」 最近は、星座観察用のアプリもありますが、記事ではスマホでの撮影方法について手ぶれを防ぐため三脚とホルダーを使うことや、充電切れに注意することなどを紹介しています。 ■今年は“月明かり”の影響が…どう観察する? 石川県能登町にある「星の観察館 満天星」の学芸員、宇佐美拓也さんにポイントを聞きました。 期間は今月上旬から中旬、14日の未明をピークに、前後1、2日がおススメです。 兵藤遥陽キャスター 「流れ星はじっと見ていると流れなくて、少しよそ見をすると流れるんですよね…」 ピーク時は月明かりが無ければ1時間に50個ほどは見られるかも…と話していました。 そして、方角ですが… ふたご座は午後9時になると東の方角で見られますが、宇佐美さんによりますと「ふたご座から四方八方に流れるので、どこを向いても大丈夫」とのことです。 場所についてです。 まち明かりが少なく空が開けた場所が良いですが、今年は、満月に近い時期と重なるため月明かりが影響してしまうんですね。そのため、月が目に入らない逆方向を見るのがポイントです。 牛田和希キャスター 「ポイントはたくさんありますが、あとは運も大事ではないかと思いますね」 ■観察中は“スマホも我慢”…防寒対策も万全に そして、観察で大切なのが防寒対策です。12月の夜はとても寒いです。 学芸員の宇佐美さんも「足下から冷えるので、靴下の重ね履きや靴用カイロなど防寒対策は万全に」と話していました。
そして「目を暗闇に慣れさせるために10分ほど空を眺めた方が良い」と話します。目が慣れるまではスマホの画面を見るのも我慢です。 流れ星が流れるのは、一瞬なので撮影は難しいですよね。宇佐美さんは連続撮影モードにするなど工夫をしているそうです。 流星群と言っても、流れ星は数分に1個程度なので、防寒対策をしっかりして冬の星座を探しながらのんびり観察してほしいと話していました。
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