【イベントレポート】ツァオ・ヨウニンが日台コラボに期待!松坂桃李、國村隼、大好きな永瀬正敏との共演願う
台湾の人気ドラマ・映画を一挙上映する「TAIWAN MOVIE WEEK(台湾映像週間)」が本日10月17日にスタート。オープニング作品として、「夏日的檸檬草」が東京・TOHOシネマズ 日比谷で上映され、来日した主演のツァオ・ヨウニン(曹佑寧)がトークイベントに登壇した。 【動画】台湾ドラマ・映画を上映「TAIWAN MOVIE WEEK(台湾映像週間)」告知映像(他9件) 台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA)による本企画。2回目の開催となる今年は、青春、ヒューマンドラマ、コメディ、サスペンス、BLなどさまざまなジャンルから“今もっとも熱い台湾エンタメ”を届けるべく、11本がラインナップに並んだ。その中でオープニングを飾った「夏日的檸檬草」は、シアオシアと幼なじみのヤン・ゾンヨウ、そして転校生のチョンイーの三角関係を描いた青春映画だ。「KANO~1931海の向こうの甲子園~」のエースピッチャー・アキラ(呉明捷)役などで知られるツァオ・ヨウニンがチョンイーを演じ、ムーン・リー(李沐)が幼い頃にチョンイーに会っていたものの、そのことを忘れているヒロインのシアオシアに扮した。 集まった観客を見上げツァオ・ヨウニンは「日本の皆さんに会えてうれしくてたまらないです。デビュー以来、10年、日本のファンの方から『がんばって!』とメッセージを送っていただいていて、とてもありがたく思っています」とにこにこと挨拶する。彼が「夏日的檸檬草」で高校生を演じていることに触れつつ「老けて見えないか心配でした(笑)」と吐露すると、観客はすかさず首を大きく横に振った。 本作で一番印象に残ったのはチョンイーと祖父のやり取りを描いたシーンだそう。ツァオ・ヨウニンは「チョンイーはアオシアが自分のことを思い出してくれるのか心配しています。でも愛するだけで十分だということをおじいさんから教えてもらいます」と語る。 現在の台湾エンタメ業界について「コラボレーションが盛んに行われ、描かれる物語が豊かになっている」と話すツァオ・ヨウニン。「今はショートムービーが流行っていますが、皆さんに映画館へ映画を観に行っていただきたいと思っています」と述べ、「『TAIWAN MOVIE WEEK』はいろんなジャンルが集まったイベント。それぞれの好みにあった作品が見つかると思います!」と口にした。 今後一緒に仕事をしてみたい日本の映画監督として是枝裕和の名を挙げ「監督の作品は社会で生きる人々の生活を丁寧に語っている。とても惹かれます」と言い、「日本の職人を描いた物語や、アクション映画にも挑戦したいです」と日台コラボへ期待を込める。また一緒に仕事をしたい俳優を問われると「松坂桃李さん、國村隼さん、そして大好きな永瀬正敏さんです!」と回答。「KANO~1931海の向こうの甲子園~」で共演した永瀬とは現在でも交流が続いているそうで、「特別な祭日にはメッセージを贈っています」と裏話を明かす。 最後にツァオ・ヨウニンは「日本と台湾の共同制作の機会があれば、また日本に来たいと思っています。今日はありがとうございました!」と観客にメッセージを贈り、イベントの幕を引いた。 「TAIWAN MOVIE WEEK(台湾映像週間)」は東京・TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、TOHOシネマズ 池袋、埼玉・ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールBで10月26日まで開催。ラインナップ、上映スケジュールは以下の通り。 ■ 「TAIWAN MOVIE WEEK(台湾映像週間)」 2024年10月17日(木)~26日(土) □ <上映スケジュール> 東京都 TOHOシネマズ 日比谷 10月17日(木)16:00~「夏日的檸檬草」 10月18日(金)18:30~「僕と幽霊が家族になった件」 東京都 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 10月17日(木)18:30~「青春弑恋」 10月18日(金)18:30~「オールド・フォックス 11歳の選択」 10月24日(木)18:30~「Be with me/一緒にいて」 10月25日(金)18:30~「青春18×2 君へと続く道」 東京都 東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場 10月23日(水)12:00~「青春の反抗」 10月23日(水)15:30~「First Note of Love ~美しい恋の奏で」 東京都 TOHOシネマズ 池袋 10月24日(木)18:30~「正港署」 10月25日(金)18:30~「ガッデム 阿修羅」 埼玉・ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールB 10月26日(土)13:00~「流麻溝十五号」