葛飾の強盗致傷、「闇バイト」実行役の23歳男を容疑で逮捕…Xの「即日バイト」に応募
首都圏などで相次ぐ「闇バイト」を実行役にした強盗事件のうち、東京都葛飾区で今月2日に起きた事件に実行役として関与したとして、警視庁は5日、無職本橋日尚太容疑者(23)(新宿区百人町)を強盗致傷と住居侵入容疑で逮捕した。事件の逮捕者は2人目。
発表によると、本橋容疑者は仲間と共謀して11月2日午前、葛飾区東水元の住宅に1階の窓ガラスを割って侵入。住人の70歳代男性を「騒ぐな、殺すぞ」と脅して粘着テープで体を縛った上、殴る蹴るの暴行を加えて顔面打撲や肋骨(ろっこつ)骨折などのけがを負わせ、現金などを奪った疑い。「金が欲しかった。X(旧ツイッター)の『即日バイト』に応募し、通信アプリで指示を受けた」などと供述している。
警視庁は本橋容疑者らが2日未明に住宅に押し入り、約11時間にわたって室内を物色したとみている。事件では、実行役として飲食店従業員の山内裕太容疑者(29)(八王子市堀之内)が強盗致傷容疑で現行犯逮捕されていた。
警視庁は、一連の事件との関連を調べている。