夜空を彩る花火大会、今年も県内各地で/兵庫
夏といえば花火。今年も兵庫県の各地で、花火大会が開催される。中でも、8月2日に開催される兵庫県下で最も多い約1万発を打ち上げる「みなとこうべ海上花火大会」(神戸市中央区)は、今年で44回目を迎える。神戸港の異国情緒漂う美しい夜景とともに、いくつもの花火を組み合わせて連続発射するスターマインや尺玉、仕掛け花火などが神戸港の上空を彩る。 昨年は約28万人の観客でにぎわったが、過去最大規模の打ち上げ数となる今年は一層のにぎわいが予想されている。海の上で行われる、という特性ゆえに障害物が少なく新港第1・第2突堤だけでなく、メリケンパークやポートアイランド北公園、ポーアイしおさい公園、兵庫ふ頭など広範囲で楽しめ、穴場スポットも多い。時間は午後7時半から午後8時半(雨天決行、荒天中止)。サポーター協賛席(有料)など、問い合わせは神戸市総合コールセンター(078・333・3330)まで。
このほかにも、今月20日には打ち上げ数約5000発の「第9回淡路市夏祭り」(淡路島国営明石海峡公園)、26日には約3000発の「第36回姫路みなと祭海上花火大会」(姫路港)、約6000発の「第36回芦屋サマーカーニバル」(潮芦屋ビーチ)などが県下で開催される。 (谷川しゅんき/関西ライター図鑑)