渡邊雄太が平均ブロックでトップ5入り/パリ五輪グループフェーズ終了時点の男子スタッツランキング
8月4日、パリオリンピック男子バスケットボール競技のグループフェーズが終了。日本代表は3連敗で敗退を喫したが、選手たちは確かな活躍で輝きを放ち、スタッツランキングにおいても上位に名を連ねている。 今回はグループフェーズ終了時点の平均ブロックランキングを見ていこう。
■平均ブロックランキング(グループフェーズ終了時点)
1位:【2.7本】ルディ・ゴベア(フランス) 2位:【2.0本】ビクター・ウェンバンヤマ(フランス) 2位:【2.0本】ウェニェン・ゲイブリエル(南スーダン) 4位:【1.7本】サンティ・アルダマ(スペイン) 4位:【1.7本】渡邊雄太(日本) 6位:【1.5本】ジョエル・エンビード(アメリカ) 7位:【1.3本】ジョシュ・ホーキンソン(日本) 7位:【1.3本】シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(カナダ) 7位:【1.3本】アンソニー・デイビス(アメリカ) 10位:【1.0本】フランツ・ワグナー(ドイツ)など7選手 首位にはフランス代表のルディ・ゴベアが輝いた。ドイツ戦では4ブロックをマークするなど、開催国の絶対的守護神は平均2.7本を記録。さらに、2位タイには同じくフランス代表のビクター・ウェンバンヤマも名を連ねており、決勝トーナメントでも脅威のツインタワーに注目だ。 同じく2位タイには南スーダン代表のウェニェン・ゲイブリエルの名前も。オリンピック初出場の南スーダンにおいて貴重なNBA経験者は平均2.0ブロックを記録し、プエルトリコ戦の歴史的勝利に貢献した。 4位にはスペイン代表のサンティ・アルダマと、日本代表の渡邊雄太が同じく平均1.7本でランクインを果たした。初戦のドイツ戦で2ブロック、第3戦のブラジル戦で3ブロックをマークした渡邊雄太は、攻防両面において欠かせない存在としてチーム最長となる37分近いプレータイムを記録した。 さらに、日本代表の大黒柱、ジョシュ・ホーキンソンも平均1.3本で7位タイに。得点にリバウンドと獅子奮迅の活躍を見せたが、ディフェンス面でもしっかりと役割を全うした。 また、ブロック数はフランス戦での2本のみだったが、世界に大きな衝撃を与えたのは渡邉飛勇。八村塁の退場というピンチの場面で奮闘した渡邉飛勇は、エバン・フォーニエのシュートを阻むだけでなく、216センチを誇るゴベアのボスハンドダンクを叩き落とし、日本代表に強烈なエネルギーを与えた。
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