秋に包まれて特別なランチ体験を 福岡県直方市の「紅葉の森」で初企画
福岡県直方市で、紅葉した木々に囲まれてランチを楽しんだり、ハーブの寄せ植えを体験したりする「のおがたフラワーツーリズム」を市観光物産振興協会が企画しました。11月26、27日に開催し、各日8人の参加者を10月31日まで募集しています。 【画像】会場の一つ「福智山ろく花公園」
「花×食×体験」を満喫!
1996年に「花の都市宣言」を行った直方市。季節ごとに「市の花」が指定され、毎年春のイベント「チューリップフェア」には約50万人が来場します。市は「花文化観光」の推進に力を入れています。 こうした取り組みの一環で2023年秋、花と食と体験を組み合わせた観光モニターツアーを市内の観光スポット「紅葉の森」と近隣の「福智山ろく花公園」で実施しました。この検証結果を踏まえ、24年は一般から広く参加者を募って本格開催することになりました。
福智山ろく花公園にも
26、27日のいずれも、フラワーレストランとフラワーワークショップを楽しむことができます。 フラワーレストランは、紅葉の森の一部を借り切って行います。地元のレストラン「農家の食卓take」のシェフが腕を振るい、地域の新鮮な食材をふんだんに使ったお弁当ランチを提供します。
直方発祥の高取焼の器や季節の花々でテーブルを彩り、イロハモミジなどの色鮮やかな紅葉とともに特別なランチタイムを演出します。 フラワーワークショップは、四季折々の植物や野鳥が見られる福智山ろく花公園が会場です。園長のレクチャーを受け、ハーブの寄せ植えを体験できます。スタッフの解説を聞きながら園内の散策も楽しめます。
10月末まで参加者募集
参加費は1人1万円(税込み)。定員は各日8人で、申し込み多数の場合は抽選です。雨天時は、直方歳時館に会場を変更して行います。申し込みは市観光ポータルサイト内の専用フォームで受け付けています。 市観光物産振興協会の担当者は「ちょっと特別な"非日常"を直方でぜひ体験してください」と呼びかけています。
読売新聞