太くパンと張った太ももがかっこいい 「お酒好き」なボディフィットネス選手のお酒とトレーニングとの付き合い方
2023年9月のオールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップス・ボディフィットネス35歳以上160cm超級で丸みのある脚と肩、逆三角形の背中のメリハリで魅せた河村ちなみ(かわむら・ちなみ/38)選手。「お酒が好き」という河村選手にトレーニングとお酒との向き合い方について伺った。 【大会写真】河村ちなみ選手の腰から張り出す太もも!&バックポーズ
マッチョを参考にトレーニング
ダイエット目的で始めたトレーニングだったが、半年の継続で目に見えて身体が変化したという河村選手。 「ジムに入会した当初は一人では絶対に通わなくなると思ったので、初回からパーソナルをお願いして、強制的にジムに行くような習慣をつけました」 その後、同じジムのマッチョたちを参考にトレーニングメニューを増やしていくうちにトレーニングが好きになったという。トレーニングが好きということが、身体を変えた大きな要因かもしれない。
現在は丁寧な動作を意識
現在は週5~6日、肩、胸・腕、背中、ハム・お尻、四頭の5分割、腹筋は2日に1回でトレーニング時間は2時間している。 「重量を扱う種目から始めて、レップ数の多い種目、最後はストレッチ種目を行います。重量を求めていた時期もありましたが、今シーズンは可動域を意識し丁寧な動作を心がけています。胸の厚みが弱かったので、胸の日はベンチプレスの重量を意識して行っていました」 肩を週2回トレーニングすることで丸みのある肩をつくりあげ、強みとなった河村選手。逆に自身の弱みに関しては、四頭が強い分、お尻が弱いのでレップ数が多い種目は重量もそこまで重くせず、丁寧な動作でトレーニングをしているという。 スポーツジムで働いている河村選手は、勤務に入る前に職場でトレーニングをするなど、時間を有効活用してトレーニングと仕事との両立を図っている。また、「家事は基本的に休みの日にまとめて行うことが多いです」と仕事の日もトレーニング時間がしっかりととれるように工夫をしている。
減量期も増量期もあまり変わらない食事
河村選手の食事内容は、減量期も増量期もあまり変わらない。 「オフは脂質だけ気をつけてタンパク質は胸肉を食べています。お休みの日は好きなものを食べています。オンシーズンは基本オフと変わらないですが、カーボ量を減らして減量を進めていく感じです。鶏胸肉が嫌いじゃないので、低温調理したものを食べています。飽きたらラム肉を食べたりしています」