京都探究エキスポ 自ら課題を設定し解決する学びで交流 京都府内の51高校
自ら課題を設定し解決する学び、いわゆる探究学習をテーマに京都府内の公立高校の生徒が交流を深めるイベントが京都市左京区で開かれました。会場には府立と京都市立の51高校の生徒をはじめとするおよそ1,200人が集まりました。このイベントは、西脇知事とことし就任した京都市の松井市長によるトップミーティングの場で高校教育について話し合われる中で実現しました。21日は東京大学大学院で人工知能について研究する松尾豊教授が学びの場における生成AIとの関わりについて講演し、参加者は熱心に耳を傾けました。また会場では、生徒による探究学習の成果も披露されました。このうち北稜高校2年生の男子は、鞍馬の火祭を次世代に受け継ぐことについて、自身の祭りとの関わりやアンケートも交えて導いた成果を発表していました。京都府と京都市はこの取り組みを来年以降も続けたいとしています。