観光復興へ 能登半島を走るJR観光列車「花嫁のれん」運行再開へ
能登半島地震の発生から運休が続いている能登半島を走るJRの観光列車「花嫁のれん」が今年3月から運行再開されることになりました。 「花嫁のれん」は石川県の金沢と和倉温泉の間を結ぶ観光列車として2015年にデビューし週末を中心に運行されてきましたが去年1月の能登半島地震で和倉温泉の温泉街をはじめ、能登の観光地が甚大な被害を受けたことから運休を余儀なくされていました。 JR西日本は6日、「花嫁のれん」について今年3月上旬に2回、団体専用列車として運行再開することを発表しました。今回は「今行ける能登」をテーマに、復旧した「のと鉄道」の乗車や営業再開した旅館での食事をセットにしたツアーなどを用意し、その後も不定期にツアー列車として運行する計画だということです。
「花嫁のれん」は石川県の婚礼道具にちなんだ愛称で伝統工芸の「輪島塗」や「加賀友禅」をイメージした和風の内装が特徴で、石川県やJR西日本は観光列車の復活で能登の観光面での復活を後押ししたい考えです。