【KNOCK OUT】鈴木万李弥の相手がJKファイターの秋田芭菜に決定、期待の新鋭・堀田優月は4戦目で国際戦、般若HASHIMOTOと丹羽圭介が3年5カ月ぶり仕切り直しで対戦
2025年2月9日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2025 vol.1』の追加対戦カードが発表された。 【写真】前回初ドローの堀田は国際戦に挑む 対戦相手が未定となっていた鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)はKNOCK OUT-BLACK女子バンタム級3分3R延長1Rで秋田芭菜(キング・ムエ)と対戦する。 鈴木は空手のバックボーンを持ち、2016年にキックボクシングでプロデビュー。MMAでは2勝3敗の二刀流ファイターとして活躍し、エキシビションマッチながら中井りんとも対戦経験を持つ。流血もいとわない激しいファイトを信条とし、付いたキャッチフレーズは“流血のマドンナ”。そのルックスも含めて多くのファンからの人気を集めている。 K-1 GROUPには2022年3月から参戦。クロスポイント吉祥寺に移籍して2023年7月に1年1カ月ぶりの試合を行ったが、☆SAHO☆に敗れK-1グループで初黒星。10月の「第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」では準決勝で麻央に敗れ連敗を喫したが、2024年4月のKNOCK OUTでNA☆NAに勝利。7月に韓国で-58kgのタイトルマッチに挑むも判定負け。10月にはOFGキックボクシングに初挑戦でルークナームに判定で惜敗した。11月のKrush名古屋大会ではHotaruに延長戦で競り勝った。戦績は13勝(3KO)9敗。 秋田はまだ高校生で、2024年4月にスックワンキントーンでプロデビュー。2戦目にしてIMSA日本女子フライ級王座決定戦に挑み、ユウリ・ルールクロンタンを破って王座に就いた。9月に3戦目でスックワンキントーン女子スーパーフライ級王者Mickeyに挑むもKO負けで初黒星。戦績は1勝1敗1分。 KNOCK OUT-BLACK女子-48.5kg契約3分3Rでは、堀田優月(闘神塾)とラジーナ(ネパール/エラワン・ムエタイジム)が対戦。 堀田は幼少の頃から極真空手を学び、『全日本ジュニアチャンピオンシップ』では優勝2回、準優勝3回。その他にフルコンタクト空手で数々の優勝・入賞経験を持ち、ジュニアキックボクシングにも出場して合計7本のベルトを保持。プロ大会のリングでのアマチュアマッチにも出場するなど着実に経験を積み、2024年4月に高校生となって6月にNJKFでプロデビュー、元BreakingDownの杉田風夏から勝利を奪った。9月の2戦目ではベテランの芳美にも勝利。12月にKNOCK OUT初参戦で坂本梨香と引き分けた。K-1 WORLD GP女子フライ級王者SAHOの後輩。皇治の大ファンで「皇治推し歴4年」。 ラジーナはネパール・カトマンズ出身で、WBCムエタイネパール52kgトーナメント優勝の経歴を持つ。戦績は3勝2敗。 これにより、今大会ではすでに発表済みのぱんちゃん璃奈(フリー)vs.山田真子(GROOVY)、Kiho(KNOCK OUT GYM調布)vs.菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)と合わせて女子が4試合となった。 また、KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約3分3R延長1Rでは般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺)vs.丹羽圭介(TEAMニワールド)が決定。 般若は、かつてGLADIATOR武士道キックフェザー級王座の獲得歴を持ち、『RIZIN』にはキックルールで参戦、『巌流島』やラウェイルールにも挑戦したこともある異能派ファイター。2018年11月の『Krush.95』では伊藤健人から得意の左ストレートでダウンを奪い、判定勝利を飾っている。2021年9月のKNOCK OUTではApollo中山と大会ベストバウト級の激闘を演じた。2023年7月にはK-1グループとの対抗戦で山浦迅也を初回KO。2024年12月、KROSS×OVER認定KICKライト級タイトルマッチでテレカ∞に3RでTKO勝ちし、王座を奪取した。戦績は10勝(6KO)9敗5分。 丹羽は日本拳法を経てキックボクシングに転向し、2010年2月にプロデビュー。RISEで11連勝を飾るなど活躍後、フリーとなって様々なリングに参戦。2018年10月からはREBELSを主戦場にして、2019年4月に王座決定トーナメントを制してREBELS-BLACK 63kg級王者となった。8月のKNOCK OUTでは大月晴明を降したが、12月には勝次に敗れた。2020年2月の無法島GPでは古村匡平に判定で敗れ、まさかの1回戦敗退。8月の防衛戦ではバズーカ巧樹に王座を奪われ、12月も耀織にKO負け。2021年9月に般若との試合が組まれたが、丹羽の怪我により中止となっていた。今回3年5カ月ぶりの復帰戦がラストマッチとなる。戦績は20勝(2KO)11敗。
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