米国株式市場=ナスダック・S&P500、終値の最高値更新 雇用統計に注目
Caroline Valetkevitch [ニューヨーク 3日 ロイター] - 米国株式市場は、ナスダックとS&P総合500種が終値ベースの最高値を更新した。米雇用統計の発表を控え、ハイテク株が引き続き買われた。 ダウ工業株30種は小幅下落した。 市場関係者は、連邦準備制度理事会(FRB)の政策担当者らによる明るいコメントも消化した。政策担当者2人はインフレ率はFRBの目標である2%に向かって低下し、雇用市場は「堅調」であるとの見方を示した。 6日に発表される米雇用統計など雇用関連指標に加え、米供給管理協会(ISM)サービス部門の統計にも注目が集まっている。 マーフィー・アンド・シルベストのシニア・ウェルス・アドバイザー兼市場ストラテジスト、ポール・ノルティ氏は「市場はISMと雇用統計というビッグデータを待っている」と語った。 この日発表された10月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が37万2000件増の774万4000件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は747万5000件だった。 CMEのフェドウォッチによると、市場は現在、17─18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が25ベーシスポイント(bp)の利下げを行う確率を約72%と予想している。 個別銘柄では、アマゾン・ドット・コムが1.3%上昇した。同社は年次カンファレンスで新人工知能(AI)モデルを発表した。 韓国関連株は下落した。韓国の尹錫悦大統領は3日夜に戒厳令を発令したが、その後解除する方針を発表した。 テスラは1.6%下落。中国乗用車協会(CPCA)が3日に発表したデータによると、テスラの中国製EVの11月販売台数は前年同月比4.3%減の7万8856台だった。 セールスフォースは決算を受けて引け後に約7%上昇した。 ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.24対1の比率で上回った。 米取引所の合算出来高は127億株。直近20営業日の平均は148億1000万株。 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 44705 -76. -0. 44769 44914 44574 .53 47 17 .58 .68 .78 前営業日終値 44782 .00 ナスダック総合 19480 +76. +0. 19364 19486 19340 .91 96 40 .34 .15 .41 前営業日終値 19403 .95 S&P総合500種 6049. +2.7 +0. 6042. 6052. 6033. 88 3 05 97 07 39 前営業日終値 6047. 15 ダウ輸送株20種 17189 -355 -2. .55 .35 03 ダウ公共株15種 1046. -10. -0. 80 25 97 フィラデルフィア半導体 5035. -19. -0. 86 46 38 VIX指数 13.30 -0.0 -0. 4 30 S&P一般消費財 1810. +2.4 +0. 82 1 13 S&P素材 591.4 -1.9 -0. 9 7 33 S&P工業 1198. -7.8 -0. 13 4 65 S&P主要消費財 895.8 -4.1 -0. 0 8 46 S&P金融 838.0 -6.2 -0. 2 9 75 S&P不動産 275.9 -1.7 -0. 3 0 61 S&Pエネルギー 717.4 -0.3 -0. 9 8 05 S&Pヘルスケア 1708. -3.1 -0. 30 7 19 S&P通信サービス 338.6 +3.7 +1. 9 5 12 S&P情報技術 4631. +25. +0. 39 93 56 S&P公益事業 406.4 -3.6 -0. 1 0 88 NYSE出来高 9.93億 株 シカゴ日経先物12月限 ドル建て 3926 + 大阪比 0 110 シカゴ日経先物12月限 円建て 3924 + 大阪比 0 90