期待しかない! 浦和レッズ注目の新戦力(2)「レッズを見て育った」。万能型が27歳でふるさとに
明治安田J1リーグの2024シーズンは2月23日に開幕を迎える。2023シーズンを4位で終えた浦和レッズは、今冬に期限付き移籍からの復帰も含めて12人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、彼らの中から新天地での活躍が期待される5人を紹介する。
MF:渡邊凌磨(背番号13) 生年月日:1996年10月2日(27歳) 前所属クラブ:FC東京 2023リーグ戦成績:29試合4得点3アシスト FC東京から加入した渡邊凌磨は、浦和レッズでの起用法にも注目の新戦力だ。 クラブ公式サイトでは「MF」と記載されている渡邊だが、豊富な運動量とインテリジェンスを持ちあわせており、さまざまなポジションをこなせる。2023シーズンのセレッソ大阪戦で決めたボレーシュートはリーグの年間最優秀ゴール賞を受賞するほどのスーパーゴールで、得点力にも期待できるだろう。 その一方で、適切なポジショニングを活かして守備を引き締めることも可能で、荻原拓也と明本考浩が同時に抜けた左サイドバックにコンバートすることも考えられる。 前橋育英高校出身で、その後ドイツのインゴルシュタットに加入した渡邊は、埼玉県の出身だ。入団会見では「幼少期から浦和レッズを見て育ちました。いずれはこのチームでプレーしたいという強い思いが、今回このような形で叶ったことはとてもうれしく思います」(浦和レッズ公式より)と語っており、故郷のクラブにたどり着いたという思い入れもあるだろう。子どもの頃に観た舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのか注目だ。
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