新潟県沖で洋上風力発電へ、三井物産など企業連合が新会社 支店を新潟市に
村上市と胎内市の沖合で進む新潟県内初の洋上風力発電事業で、事業主体の三井物産(東京)などの企業連合が、特別目的会社「村上胎内洋上風力発電株式会社」を設立した。社員数は将来的に80~100人程度になる計画。本社は東京、支店を新潟市中央区に置いた。今後、村上、胎内両市などにも拠点を設ける意向で、建設や発電事業、地域共生策に取り組む考え。 海域で行われる洋上風力発電事業は、全国の適地で国による事業者選定が 進んでいる。村上・胎内沖の事業では2023年12月、三井物産とドイツの洋上風力大手「RWE」の日本法人(東京)、大阪ガス(大阪)の3社による企業連合が発電事業者に選ばれた。「村上胎内洋上風力発電」はこの3社が出資し、11月20日付で設立された。