「自分のせいではないか...」父が他界してから自責の念が消えない女性。アン ミカさんが教える“親の死”の乗り越え方
タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載。突然お父様を亡くしたあおさん(32歳)が今回のご相談者です。突然のご両親との別れは、誰にとっても受け入れ難いもの。あおさんもお父様が亡くなってからというもの、自分を責め続けているといいます。早くに両親を亡くされたアン ミカさんが、あおさんにかける言葉とは……。 【画像】365日ポジティブチャージ! アン ミカさん日めくりカレンダー 【自分の性格にまつわるお悩み】 昨年、父を65歳で亡くしました。父自身も幼い頃に親を亡くしたこともあり、働き詰めで私たちを育ててくれました。身体が丈夫で頼りになる父でしたが、ある日突然病気で亡くなりました。 正直、何もできなかった自分が憎くてたまりません。何もできなくても頑張る姿、明るく生きる姿だけでも見せたかった。なのに、私は元来ネガティブな性格です。 アンミカさんは常々ご両親への感謝の気持ちを表しておられますが、後悔や自責の念が出てきたとき、どんなふうに自分の気持ちを立て直していますか。 ●このお悩みが出てきたのはいつからですか? 亡くなって半年が過ぎた頃から、父の手続きを色々としました。父が見ていたであろう景色、言葉で表せない苦労や辛さ、背負っていたであろう責任を、日常のふとしたときに想像してしまい、胸が苦しいなと感じることが増えました。 ●ご自身では、この悩みの原因はどこにあると感じていますか? 起こった出来事について、自分の一番嫌な部分のせいで起こったのではないか、自分がもっと他の人みたいに明るかったら、頭がよかったら、社交的だったら、もっと娘として最善を尽くせたのではないか。そんなふうに、「たられば」と考えてしまうこと。そして自分自身を受け入れられないことが原因だと思います。 ●この悩みを解決してどのようになりたいですか? もっと自信を持って、色んなことに取り組みたい。 (あお・32歳) 現在の家族構成:未婚 職業:会社員