（写真：群馬テレビ）

今月２７日投開票予定の衆院選・群馬４区に新人で都内在住の医師・山田博規さんが立憲民主党の公認で立候補すると表明しました。 山田さんは、和歌山県出身の６５歳。神戸大学医学部を卒業後、前橋市内の病院などで内科医として勤務し、現在は都内でクリニックを開き産業医を務めています。 山田さんは、自民党の裏金問題で政治不信を招いているとして「透明で信頼される政治を目指す」と述べました。 山田さんは、前回２０２１年の衆院選でも立憲民主党の１区の候補者の公募に応募していましたが、当時は選ばれませんでした。 立憲民主党は、裏金問題で政治資金収支報告書に不記載があった自民党議員の選挙区に対立候補を擁立する方針を示していて、群馬４区も対象でした。 群馬４区にはこのほか、自民党の現職・福田達夫さん５７歳と共産党の新人・萩原貞夫さん７５歳が立候補を予定しています。 立憲民主党では野党候補の一本化を模索していますが、共産党の萩原さんは７日、安全保障政策などで「共闘の基盤が崩れた」と述べ、一本化に否定的な考えを示しました。