DeNAJr 新潟から5時間通い…安達が左中間ソロ 荒波監督「4カ月間の集大成」
◇NPB12球団ジュニアトーナメント第1日 DeNAJr6―5楽天Jr(2024年12月27日 ベルーナドーム) DeNAJrが5―5の最終6回に1点を勝ち越し、楽天Jrに勝利した。初回に一気に4点を奪い、2回に同点に追いつかれながらも勝ちきった荒波翔監督は「初回4点で最高の形で入れた。4カ月間の集大成で、チーム一丸で泥臭く1点ずつ取れた」と総括した。 新潟から車で5時間をかけて練習に通った安達(6年)が、初回に左中間にソロを放った。3点を先制した直後の追加点に、ベンチの全員で「デスターシャポーズ」を決めた。 「ランナーがいなかったのでまずは塁に出ることを考えた。少しHRも狙った」と喜んだ。投手も務める安達の憧れの選手は、地元の日本文理で春夏計3度甲子園に出場し、DeNAでも活躍した飯塚悟史氏。打者ではDeNA・牧で、長打力と巧打を兼ね備えるところに憧れている。「本当にあっという間で、一瞬で4カ月が過ぎた」と笑顔で振り返った。 ▼楽天Jr・寺岡寛治監督「成長を感じた。この経験が次のステージできっと役立つ」 ▼楽天Jr・高橋樹「(本塁打に)甘い球が来たら弾こうと思った。教えてもらったことを中学でも生かしたい」