1st写真集から水着カットを初公開!HKT48センター・石橋颯「水着グラビアは考えたことなかった」
HKT48の5期生であり最新シングル『僕はやっと君を心配できる』では同期の竹本くるみとWセンターを務める石橋颯が、12月10日に初の写真集『曖昧』を発売する。今回はそれに先駆け、直撃インタビュー。オファーを受けた当時の心境や、撮影の思い出について語ってもらった。 ──写真集撮影のオファーが来たときはどう思いましたか? まずは、まさか自分が出せるなんて思ってもいなかったので驚きがありました。家族ともしっかりと話をして、受けるかどうかは決めようと思い、一度持ち帰って家族会議をしたんです。姉や父は「自分がやりたいならいいんじゃない?」と言ってくれたけど、水着の撮影もあるので、母は反対している様子でした。でも、自分のなかでは今がすごくいいタイミングかな、という気持ちがあって。 ──「いいタイミング」というと? 高校を卒業して19歳になり20歳になる手前という、本当に一瞬しかないタイミングでお話をいただいたので、その一瞬を残したいな、と。私自身も今までは水着グラビアは考えたことなかったんですが、「頑張りたい」と思い決めさせていただきました。とはいえ、初めてのことに挑戦するので、やっぱり大丈夫かな? という不安な気持ちはありました。 ──完成したものを見て、お母様の反応はいかがでしたか? 少し心配でしたが「かわいいやん」「やってよかったんじゃない」と言ってくれました。母だけでなく初期から応援してくださるファンの方や女のコのファンも、私が水着になることをすごく気にかけてくれていたんですよ。「見れるかな!? 泣いちゃうかも…」みたいなことも言ってくれて(笑)。でも、今回のテーマが「元気&カワイイ!」で、全部かわいく作っていただいたので、「かわいい!」と思っていただけたら嬉しいです。 ──ご自身が初めて出来上がりを見た時はどのように思いました? 「え、いいやん!」です(笑)。ファンの方が好きそうなカットをどうしても入れたくて、本当にいろんなことを提案したんです。それを全部実現してくれて。「制服カットを入れたい」や「浴衣を着たい」から、バニーちゃんでの被り物まで。バニーちゃんでは、最初は黒いカチューシャを着ける予定だったんです。でも、私がお話し会などで着ぐるみ姿になることがファンの方にも好評なので、せっかくなら取り入れたいと思い、すぐに手配していただいて沖縄に郵送して。撮影の最終日にギリギリ届いたんです。 ──最悪間に合わない危険性もあったんですね(汗)。 そうです。その危険性を乗り越えた「かわいい」です(笑)。でも衣装自体は黒で大人っぽい感じなので、ギャップを感じてもらえたらと思います。 ──大きなハプニングもなく順調な撮影だったようですね。 朝から日が暮れるまでずっと撮影だったのでバタバタだったり、雨予報で心配でしたが、全部晴らしましたね。「私、持ってるな」と思いながら撮影していました(笑)。 浴衣撮影の時はちょっと撮り始める直前まで雨が降っていたのですが、結果的に水溜まりに夕日が反射して、エモい写真が撮れました。 ──日頃の行いがいいんですね。撮影以外で思い出に残っていることはありますか? 初日の夜ご飯で“もずくの天ぷら”を食べたんですよ。それが衝撃的に美味しすぎて感動しました。でもまだ撮影は続くしダイエットの途中で、揚げ物は極力避けないとと思い、一口だけで我慢して、残りはスタッフさんに…。 ──エライですね! 意志が強い! いえいえ。やっぱ一生に一度の撮影かもしれないので、絶対に後悔したくないと思って。ファンの方のなかでは写真集の中の私が記憶にとどまるわけじゃないですか。なので、意志というかテンションで乗り切りました。撮影のために体も絞って。お勧めはできないんですけど、撮影直前には断食もしました。 ──仕上げた体で、特に注目してほしい箇所はありますか? しいてあげるなら腹筋です。バッキバキの腹筋ではなくて、ほんのり縦線があるような腹筋になるように頑張ったので、自信があります。 ──この写真集は努力の結晶ですね。タイトルが『曖昧』になったことの感想も聞かせてください。 今の自分にピッタリだと思ったし、逆に今の自分じゃないとこのタイトルは合わないなとも思いました。20歳に向けて大人になりたい一方で、やっぱファンの方には元気で明るい私が好きという方もいて。これから自分をどう出していくべきか、気持ちもあやふやというか。そんな心の曖昧さも写真集にも詰め込まれていると思うので、ある意味、一冊で二度美味しい作品です! ──石橋さんがなりたい理想の大人の女性像はありますか? 落ち着いて話せる女性になりたいです。私は語彙力が本当にないので、落ち着いた会話ができる女性に憧れます。 ──逆にご自身のまだまだ子供すぎると感じる部分はどこですか? 遊ぶのがめっちゃ好きです!(笑) 体力が有り余っているので、「鬼ごっこやろう」とか誘われたら、咄嗟に「やる!」と反応しちゃいますね。暇さえあれば動いていたい自分がいるので、そういうところはまだまだ子供だと思います。 ──ははは。でも石橋さんが子供たちと一緒に遊んで戯れている姿をちょっと想像すると、保育士さんっぽい姿もイメージできますね。 じつはもともと保育士になるのが夢だったんです。でも今は後輩にちっちゃいコがたくさん入ってきたので、気分だけはもう味わえていますね。保育士さん疑似体験中です。 ──夢の話がでましたが、写真集ができて次なる目標・夢はどう考えていますか? 「写真集を発売します」と告知してから、2日間で500人くらいSNSのフォロワーが増えたんです。なので、これをきっかけに私のことを知らない方にも存在を覚えていただきたいですし、HKT48のことも興味を持っていただけたらと考えています。私個人の目標だと、お芝居のお仕事をやらせていただきたいなと思っています。 ──ちなみに、いちばんはどんな役柄やってみたいですか? 「うわ! 嫌なやつ!」みたいな感じのめっちゃ性格の悪いキャラをやりたいです。外面はいいけれど、裏ではめっちゃ悪どいことをしているような、二面性のある役。自分とはまったく性格の違うキャラをやりたいです! いしばしいぶき 2005年7月22日生まれ 19歳 福岡県出身 T153 趣味:映画・ドラマ鑑賞、アスレチックで遊ぶこと 特技:魚をきれいに食べること、キックボクシング ニックネーム:いぶき 2018年11月、HKT48の5期生としてお披露目。HKT48、17th シングル『バケツを被れ!』でセンターに初選出。18th シングル「僕はやっと君を心配できる」 でも竹本くるみとWセンターを務める。そのほか最新情報は、公式X(@ibuki1484_hkt)、公式Instagram(@ibuki__hkt48)にて 写真・熊木優(io)・双葉社