【プレビュー】本間至恩は少ない出場時間でインパクト残せるか…シュミット・ダニエルら擁するヘントは連勝狙う | ベルギーリーグ
2023-24シーズンのベルギーリーグ第27節が日本時間2月24日から2月26日にかけて開催される。 ■シント=トロイデンvsウェステルロー 今季も中位での戦いを余儀なくされているシント=トロイデン。直近5試合では2勝1分け2敗と五分の成績となっており、直近のアンデルレヒト戦では1-4と完敗に終わった。先制しながら後半に4ゴールを奪われる展開で、力の差を見せつけられる格好となった。 シント=トロイデンのMF伊藤涼太郎もここ2試合で先発から外れるなど存在感をアピールすることはできていない。シーズンを通して起用されているGK鈴木彩艶、MF藤田譲瑠チマの奮起に期待したいところだ。 ■クルブ・ブルッヘvsアンデルレヒト 今季は安定したパフォーマンスを見せるクルブ・ブルッヘ。2月初旬にオイペンに敗れたものの、それまで10試合無敗をキープ。とりわけホームでは一度も敗れておらず、スコフ・オルセンらを擁する攻撃陣はリーグトップクラスの破壊力だ。 そんな中、23歳の日本人MF本間至恩も奮闘中。今季もトップチームに絡めない時間が続いていたが、2月の公式戦からトップチームに帯同するように。第25節のオイペン戦ではわずか5分間の出場ではあったものの、今季初めてリーグ戦で出場機会を得た。2位アンデルレヒトとの対戦だけに、チャンスを得られるかは不透明だが、ここで結果を残せばインパクトは大だ。 一方のアンデルレヒトはリーグ戦15試合無敗。首位ユニオンSGを追う立場にあるだけに、クルブ・ブルッヘホームの試合であっても負けるわけにはいかない。また、18歳FW後藤啓介は引き続きセカンドチームで戦うことが予想される。 ■ヘントvsアントワープ 渡辺剛、シュミット・ダニエルが所属するヘント。前節のオイペン戦でようやく勝利を挙げ、7試合ぶりの白星に。シュミットにとっては加入後初のクリーンシート&白星となった。現在は5位に位置し、3位クルブ・ブルッヘまでは3ポイント差だけに上位との差をさらに縮めていきたいところだ。 一方、昨季王者のアントワープはヘントと2ポイント差の4位。前節で連勝がストップし、ヘントとの上位対決に挑む。34歳の主将DFトビー・アルデルヴァイレルトは健在で、リーグ戦25試合で3ゴール4アシストと相手ゴール前でも存在感を見せる。また、FWフィンチェント・ヤンセンも10ゴール5アシストと好調で、シュミットとの対戦にも注目だ。
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