阪神・原口文仁、母校・大先輩タカさんから帝京魂ゲキ「藤川タイガースで頑張れ」
阪神・原口文仁内野手(32)が9日、甲子園のクラブハウスを訪れ、〝帝京魂〟を受け止めて新シーズンの活躍を誓った。2日に放送されたABCテレビ「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」のリアル野球BANに「石橋ジャパン」の一員で出演し、MVPを獲得。帝京高の大先輩・とんねるずの石橋貴明(63)から激励を受けた。国内フリーエージェント(FA)権の行使から残留を決め、再びチームの力になる。 特別な舞台で〝魂〟のメッセージをもらい、気持ちを新たにした。甲子園でトレーニングに励む原口が、年始放送の番組で石橋からかけられた言葉を明かした。 「『藤川タイガースで頑張れ』と。ひと言頂きました」 2日に放送された「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」のリアル野球BANに「石橋ジャパン」の一員で出演した。7打数4安打3打点の活躍でMVPに輝き、副賞の車を見事ゲット。帝京高の大先輩である石橋から激励も受けた。石橋が63歳で野球を含む多競技に取り組む姿に「『あぶさん超え』と言っていました。そういうところでやっぱり面白いなって」。62歳まで現役を続けた水島新司のマンガの主人公、景浦安武に重ねるパワフルさにすごみを感じた。 米大リーグ、カブスの鈴木誠也らとも共演し「(鈴木は)メジャーに行ってからひと回り、ふた回りは大きくなっている。近くで見られるのはすごく楽しみでもあるし、いい発見もあった」と刺激を受けた。今オフは国内FA権を行使し、熟慮の末に残留を決断。気持ちを新たにプロ16年目の活躍を目指す。 「まずは本当にそうやってやれる場所があるというのは幸せなこと。一年のスタートなので、もちろん一試合一試合ですけどチームに貢献できるように、いい一本だったり、優勝に向けて戦力になれるようにしっかりと準備したい」 レジェンドから受け取った言葉も励みに、魂の一打で輝くべく汗を流す。(邨田直人)