〈ラン活最前線!〉「今思えば親のエゴですね」お盆休みはランドセル争奪戦というけれど…先輩ママたちは「焦る必要なし」小学生にデザインやブランドよりも意識してほしいコトとは…
ママたちのランドセル選びのポイントは?
親たちの「ラン活」に対するリアルな意見はどうだろうか? タワーマンションが立ち並ぶ武蔵小杉駅周辺や都内の公園で、小学生の保護者を対象に街頭インタビューを行なった。まずは我が子が幼稚園に通っていて、母子ともに「ピカピカの一年生」に期待を膨らませるママたちだ。 「うちは今年の5月に予約しました。なるべく早いほうがいいかなと思ったので。来年の5月に届く予定です。値段は7万円でした。6年間毎日使うものだから娘の意見を一番大事にしましたね。色やデザインは娘が選びました。茶色で花柄の刺繍が入っているデザインです。届くのが楽しみですね」(年中女子のママ) 「娘が年中に上がったタイミングでラン活を始めました。今年の4月に行った展示会でたまたま娘が気に入ったデザインのランドセルがあったので、その場で予約しました。値段は6万円でした。周りのママ友と話していても、3月~5月くらいに予約する家庭が多いですね」(年長女子のママ) 「上の子のときは5月に予約したんですが、そのとき人気のメーカーやデザインはすでに品薄になっていることもあったので、下の子のランドセルは3月に予約しました。早いところだと1月くらいから展示会があるので、それにも参加していましたね。選ぶ際は、軽さや機能性を1番重視していたんですけど、最終的には息子が気に入るデザインを購入しました」(年長男子のママ) 子どもが今年4月に入学したばかりのママたちも、我が子のランドセルについて満足げに答えていた。 「今はいろんなデザインや機能性のランドセルがあって、最初はすごく悩みましたね。息子が年中の1月くらいからいろんなメーカーのカタログを取り寄せて見ていました。結局、計15社くらい取り寄せました。 一番重視したのは軽さです。やっぱり、通学時にできるだけ負担が少ないほうがいいと思ったので。カタログの中から気になったメーカーが出展する展示会へ行き、購入するときは息子に『6年間ずっと一緒なんだよ! 一回買ったらもう替えられないよ!』と念押ししました」(小1男子のママ) 「うちはカタログで見て、気になったランドセルをいくつかレンタルして、娘が一番気に入ったものを年長の5月に購入しました。展示会や実店舗に行くよりも負担が少ないし、家でじっくり考えることができてよかったですね。第2子もレンタルサービスで選ぼうと思います」(小1女子のママ) 最近は実店舗で購入するのではなく、展示会やレンタルサービスで実物を見て購入する家庭も増えてきているとのことだ。一方で、ラン活に対して否定的な意見も多々あった。
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