水曜日のカンパネラ・詩羽、ライブは「目を見て愛を渡して」 ソロ活動も始まる今、音楽への想いを聞いた
ライブは「目を見て愛を渡して、愛をいただいて」
──詩羽さんは、今年の「J-WAVE INSPIRE TOKYO 2024 supported by TimeTree」に出演されますね。7月14日(日)のステージに出演されますが、意気込みを教えてください。 その日の出演者のジャンルがさまざまなところがすごくいいところなんじゃないかなと思うので、水曜日のカンパネラは水曜日のカンパネラらしく、ポップに会場を盛り上げられたらなと思っています。 羊文学の(塩塚)モエカさんと仲良くさせていただいていたり、Chilli Beans.さんはすごく好きというのがあるので、当日個人的にライブを楽しみながら自分のライブも精一杯楽しみたいです! ──水曜日のカンパネラのライブを何度も観させていただいているんですけど、毎回、“愛”を感じるんですよ。老若男女で楽しめる多幸感あるステージが素敵だなといつも思うんですが、詩羽さんにとってステージでパフォーマンスすることはどのような意味を持ちますか? いろんな仕事をしてきた中で結局ライブがいちばん楽しいんだなと去年、気づいたんです。演技やモデル、いろんなお仕事をさせていただいたんですけど結局、自分の中で帰ってくる場所が音楽だと気づいて。なかでも、ライブは目を見て愛を渡して、愛をいただいてという、いちばん愛のある空間なのかなと思っているので、ライブはいちばん好きな場所だなと思います。 ──音楽が戻る場所と気付いたきっかけはあったんですか? 去年ドラマに参加させていただいていて、それが春~夏くらいで。音楽から少し離れた場所でいろんなお仕事をやらせてもらっていたので、それが落ち着いて合間合間でライブをしたときに、やっぱり音楽ってすごく楽しいんだなとすごく実感したんです。出演できなかった夏フェスも多かったので、「もっと出たい」という意欲を自分の中で感じることができて、「音楽は帰る場所なんだな」って思いました。 ──今年は武道館公演も成功させました。改めて、水曜日のカンパネラになって詩羽さんの人生ってどんなふうに変化しましたか? 楽しいことも増えたし、大変なことも増えたって感じですかね(笑)。有名になったと思う瞬間もありますし、それと同時にちゃんと大変だなと思うこともある。自分はファッションが好きだし、スタイルを守っていきたいと思うなかで葛藤する面も多いですし、でもそのなかでいろんな人たちと愛されて愛し合ってという空間を築き上げることができるというのはすごく幸せなことだなと感じてます。 ──楽しい・幸せという感情の方が大きい、と。 夢もたくさんあるし、チャンスもすごく多いお仕事だけど、しっかり大変なこともあるなと感じます。それはどの社会でもきっと変わらないんだろうなというのが、この仕事をはじめて思ったことです。 ──間違いないですね。今後、表現者として挑戦したいことはありますか? 詩羽として、ソロの活動を始めることを発表しました。水曜日のカンパネラという場所でポップなものを皆さんと一緒に作り上げていって、ソロの場所では自分なりの言葉やメッセージ、音楽を届けていくということをより広げていきたいなと思っています。もっともっと音楽を好きになっていきたいんです。 ──ちなみに、ソロでの音楽はどのようなジャンルですか? バンドサウンドです! ギターを持って私も歌う感じで。バンドサウンドを響かせるアルバムをいちばん初めにドーンっとリリースする形でスタートさせます。 ──めちゃくちゃ楽しみですね。2つのベクトルで表現を続けていく。 いろんなことにさらに挑戦できるようになるんじゃないかなと思います! 詩羽がナビゲートする『MASSIVE HISTORIA』は、J-WAVEで毎週土曜日24時からオンエア。また、ポッドキャストでも配信中だ。 また、水曜日のカンパネラが出演する「J-WAVE INSPIRE TOKYO 2024 supported by TimeTree」詳細は公式サイトまで。7月14日(日)の出演者は、三浦大知(NEW)、今市隆二、羊文学、Chilli Beans.、水曜日のカンパネラ、Nulbarich。 (取材・文=笹谷淳介)