Number_i 元日デビューから大みそか紅白「凄いこと」 キンプリ時代の初々しさ一転貫禄の表情
大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)の出場歌手が19日、発表された。出場歌手は企画枠を入れて42組で初出場は紅組3、白組7の計10組。今年デビュー50周年の3人組バンド「THE ALFEE」が41年ぶり2度目の出場を果たす。また、King&Princeとして出場経験のある「Number_i」は新たな形で“返り咲き”。「どれだけぶちかませるか」と意気込んだ。 【写真あり】NHK紅白歌合戦 出場歌手一覧 会見に出席した6組のセンターに立ったNumber_iの岸優太(29)、神宮寺勇太(27)、平野紫耀(27)。King&Prince時代の2018年の出場者会見では初々しさを見せていたが、この日は貫禄の表情。新たな立場での初出場に、岸は「楽しみです。本番が」と笑顔で語った。 3人は昨年5月にキンプリを脱退し、同10月にNumber_iを結成。今年元日に「GOAT」でデビューした。キンプリとしては22年まで5年連続で出場した紅白に、2年ぶりに出場することになった。 吉報は会見当日、事務所スタッフから聞いたといい、平野は「起きて車に乗せられたらNHKにいました」と笑わせた。所属事務所「TOBE」の滝沢秀明社長(42)とは言葉を交わしていないというが、平野は「社長のサポートあってのことだと思う。“ありがとうございます”とお伝えしたい」と笑顔で語った。 元日のデビュー時には「まさか出ることができるとは思わなかった」と神宮寺。「お正月にデビューして、12月31日に出られるのは凄いこと」と感慨深げに話した。 初めて3人で立つ紅白のステージ。神宮寺は「たくさんの人に見られている。いつもとはまた違う感じで気が引き締まる。どれだけぶちかませるか。自分たちの最大限のパフォーマンスをぶつけられるかが楽しみ」と気合をみなぎらせた。激動の一年を華々しく紅白の舞台で締めくくる。 (高原 俊太)