〈ゴールデンウィークの悲劇〉「何のためにやってんねや?」ゲーセンでブチギレの外国人観光客に、バイトのバックレにブチギレの店長〈金属バット〉
退職する店長へ友保が贈ったみんなが絶句したプレゼント
――「とんだバイトの給料だけ取りに行く」でおなじみの友保さんならではですね。 友保 ありとあらゆる手で逃げてましたからね。一回身内がちょっと不幸あって、ガチで死んで、3日休ましてもらったんですよ。で、帰ってきたときに「友保くん、どうやった?」いわれて、一瞬「あ、どれやったっけ!?」となりました(笑)。 小林 うそつきすぎてるから(笑)。 友保 あ、そんときはほんまのやつやったって(笑)。あぶなかった。その店長「穴田さん」っていうんですけど、俺いないとこで「アナ●さんアナ●さん」って呼んでて、本人の前でも「アナ●さん、あ、ちゃう」っていってもうたもんな。 ――よくない(笑)。 友保 ちゃんと間違えたもんね(笑)。そのアナ●さんがやめるってなって、最後みんなでプレゼントあげようって全員のお金俺が集めて、信長書店行ってエネマグラ買うて。これはウケるぞ思ってパッと渡してむっちゃスベったわ。 ――よくない。 友保 エネマグラ知らん子もおるんですね。「なにこれ?」「港にある足置くとこ?」って。 小林 生で見る機会あんまないもんな(笑)。 友保 「これなんなの?」って聞かれても、「まあまあ」としか(笑)。いいボケ浮かんだ思たんやけどな。やっぱその瞬間「売れへんな」と思いました。 小林 売れる人はわかりやすいようにローターとかにすんのよ。 友保 売れる人は花や。「花」と「寄せ書き」。アナ●さん元気かな……ダーツバーやるいうてたけど、たぶん潰れてんやろな……。 ――働く人と遊ぶ人がはっきりしているのがゴールデンウィークかもしれないですね。 友保 昔宅急便も届かなかったですもんね。物流が止まるから。堺東にあるジョルノ、あそこも閉まってましたよね。ゴールデンウィークやから。 ――ジョルノってなんですか? 友保 ヤンキーが集まる九龍城です。 小林 よくいえばデパート。 友保 ゲーセンもおもちゃ屋も菓子屋もある。漬もん屋もありましたね。地下一階に。くっさいの。地下二階にはこの世で一番ちっちゃい百均もありました。