〈ゴールデンウィークの悲劇〉「何のためにやってんねや?」ゲーセンでブチギレの外国人観光客に、バイトのバックレにブチギレの店長〈金属バット〉
連休中の増額はゲーセン50円、コンビニ500円
――新幹線喫煙所が廃止されて、はじめてのゴールデンウィークがはじまります。お二人のゴールデンウィークの思い出は? 友保 最近はずっと仕事ですけど。 小林 ちょっと前までずっとバイトですね。どっちにしても忙しい。新幹線がもうエグいときあったなぁ。デッキに立ったままで帰ったことありますよ。 ――たしか最近のゴールデンウィーク中は自由席がなくなってますよね。 友保 どんどんよくなくなってんな、新幹線。7号車もね、なんか仕事する車両にされて。そんなんしやんでええて。 ――そういえば喫煙ルームは今どうなってるんですか? 友保 喫煙ルームには今お地蔵さんが一体置かれてます。その地蔵、タバコ吸ってます。 ――(笑)。そんなお二人のゴールデンウィークといえば。 友保 わしゲーセンでバイトしてたんですよ。ゴールデンウィークはやっぱむっちゃ客くるし、絶対休みたいじゃないですか。俺がバイトしてたとこが、ゴールデンウィークとか年末年始は時給50円プラスなんですよ。いやいやちょっと待てよ、と。いつもの仕事の1.5倍から2倍ぐらい忙しいのに50円ってどういうこっちゃと。だから、みんなシフト入らんかったんですよ。で、上の人がめっちゃ怒って50円プラスやめるっていい出して。マジでアホ。そりゃつぶれるわ。 ――そういうときに働いてくれる人、大事にしないとですね。 小林 コンビニは500円プラスでしたよ、その時期。 ――ええ!? ケタが違う。 小林 みんな入りたがりすぎて、逆に入られへん。 友保 俺なんか、ないライブのこというて休んでたわ。休みすぎて、ふつうに休ませてくれないから。店長が「友保くんその日は何ていうライブがあるんや?」と。適当に「あ~“かっとびライブ”っていうのがありまして…」とかいうと「どこでやってるんや?」「難波の⚪︎⚪︎で…」、存在しないライブ会場いうて。 小林 (笑)。 友保 さらに「誰が出てんねん?」って、詰めてくるから「シーチキン佐野さんです」と。 小林 そこだけ実在やな(笑)。