ポール・ニューマン&ジョアン・ウッドワード、伝説の夫婦「貴重な日常ショット」と愛娘の思い出
20世紀を代表するハリウッドスターのカップル、ポール・ニューマンとジョアン・ウッドワード。50年連れ添った2人のストーリーは、2022年にネットフリックスで『THE LAST MOVIE STARS -ポールとジョアン 名優夫婦の映画のような人生-』としてドラマ化されるなど、ポールが亡くなって15年経ったいまも注目を集めています。 2人の愛娘メリッサ・ニューマンは、両親が大スターであることについては何とも思っていませんでしたが、父と母がプライベートで撮った写真にはいつも驚かされ、大人になってもその姿を忘れることはありませんでした。 今回、彼女はその思いを写真集「Head Over Heels: Joanne Woodward and Paul Newman: A Love Affair in Words and Pictures」にまとめて出版。「スチュワート・スターンをご存知かしら。ジェームズ・ディーンの『理由なき反抗』の脚本を書いた人です。私の父は彼と初めて会ってから、12日後に母と出会いました」 スチュワートは、最初の頃はふたりの出会いをあまり快く思ってなかったそうです。でも彼は生涯を通して母の無二の親友になってくれました。彼は私たち家族にとって本当に大切な人でした。スチュワートは、誰にも見せたことないふたりの姿をフィルムに焼き付けたんです」
「これは、父が牛に向かって歌っている写真です。または、劇のセリフを暗唱していたかもしれません。この写真が撮れたのは偶然で、スチュワート・スターンだったから撮れたのだと思います。 彼は牛も大好きでしたし、私の両親のことも大好きでした。スチュワートは、たまたまこの場に出くわしたようですが、彼はいつもそんな感じで神出鬼没なんです。とにかく素晴らしい写真家でした」
「スチュワートは父と初めて会ったときから意気投合したそう。それから12日後、父は母と会って恋に落ちました。3人は、最初の頃はぎくしゃくした関係だったみたいですけど、そのうちスチュワートは母の親友になりました。 私の母は自然分娩で子どもたちを産み、自分の手で育てました。1960年代のハリウッドスターとしては珍しかったと思います。母には感謝しています。 母は今でいうサプリメントや健康食品を積極的に取り入れていて、子どもの頃はビタミン剤や小麦胚芽、肝油なんかを食べさせられました。当時はおいしくないし嫌だったけど、いまではいい思い出です」