今年の鍋料理のトレンドは“〆充”。いきなり〆る熟成阿波尾鶏鍋でおいしく時短!
日に日に寒さが増すこの時期は、あたたかい鍋料理が恋しくなりませんか?今年の秋冬の鍋は、〆まで食べ方が充実した“〆充”がトレンド。そこで注目されている食材が、旨味成分たっぷりで、保水性が高く、柔らかくてジューシーな熟成阿波尾鶏(あわおどり)だ。 【写真】しっかりダシのとれたスープと麺がおいしい、もつ鍋風 ■高タンパク・低脂肪・栄養価抜群!旨味たっぷりの熟成阿波尾鶏 熟成阿波尾鶏は、焼き物、鍋物など料理を選ばず広く使えることで好まれている。その秘密は、熟成を施し柔らかさと歯応えの両立を実現したことにあるという。また、グルタミン酸、アスパラギン酸などの旨味成分が他の地鶏に比べて高いことが調査でわかっている。一般的な鶏むね肉は、鶏肉を製品化するまでに筋肉繊維から水分が抜けてパサパサとした食感になりがち。しかし、特別な熟成処理(特許第3742023号取得)を行っている熟成阿波尾鶏は、筋肉繊維の間にしっかりと水分が保持され、調理をしてもみずみずしく弾力があるのだそう。 さらに、熟成阿波尾鶏と他ブランドの地鶏の保水性を評価した試験で、冷蔵庫から出して50分後のドリップの量を調べてみた。その結果、他のブランドは黄色やピンクのドリップが出たが、熟成阿波尾鶏は全く出ていなかった。 おいしさの秘密は、配合飼料にもある。飼料には木酢精製液、ゼオライト(多孔質の天然鉱石)、ヨモギ、海藻の他、抗酸化作用のあるオリーブ粕を配合している。また、骨付きのまま0~22℃の冷蔵庫で4時間以上貯蔵し解体することを熟成というが、専用熟成庫で一晩(約15 時間)貯蔵した特別に熟成したものは一層おいしさを引き出す。この製法は特許をとっており、熟成阿波尾鶏ならではのおいしさの秘密だ。 ■おいしく時短!いきなり〆る新たな鍋の楽しみ方 今回は、そんな柔らかくてジューシーな熟成阿波尾鶏と〆の具材を、最初からおいしく食べられる新たな鍋の楽しみ方を紹介。時短にもつながる、熟成阿波尾鶏のおすすめ鍋レシピをぜひお試しあれ。 ■ごはんが入って満足度大!「熟成阿波尾鶏のきりたんぽ風鍋」 <材料(2人分) > 熟成阿波尾鶏(むね肉、もしくはもも肉) 300g ごはん 200g 芹 1束(100g) 舞茸 200g ダシ 600cc 塩 少々 醤油 大さじ4 酒 100cc <作り方> 1.熟成阿波尾鶏むね肉(もも肉) は8ミリ程度の厚さにそぎ切り。 2.舞茸は石づきを除いて小房に分け、芹は5センチ長さに切る。 3.ごはんは電子レンジで加熱して軽く温め、塩少々してラップの上からごはん粒を軽く潰し、手を濡らして一口サイズの平たいおにぎりにする。 4.テフロンのフライパンに3を並べ、弱火で両面軽く焼き色がつくまで焼く。 5.鍋にだし、醤油、酒を加え一煮立ちしたら、肉やおにぎり、野菜などを煮ながら食べる。 ■うどんと相性抜群! 旨味が凝縮された「熟成阿波尾鶏のすき焼き鍋」 <材料(2人分) > 熟成阿波尾鶏(むね肉) 300g きしめん(茹でたもの) 1袋 白菜 300g 長ねぎ 1/2本 しいたけ 4個 焼き豆腐 1/3丁 しらたき 200g 卵 2個 <割り下> 醤油・酒・みりん 各 100cc 砂糖 40g <作り方> 1. 熟成阿波尾鶏むね肉は8ミリ程度の厚さにそぎ切りする。 2. 白菜は一口大、長ねぎは斜めに切る。しいたけは石づきを除く。焼き豆腐は食べやすく切る。 3. しらたきは熱湯で2分ほどゆでアク抜きする。 4. 鍋に割り下を沸かし、熟成阿波尾鶏やきしめん、野菜等を入れて火を通す。お好みで生卵を割ってつけて食べる。 ■しっかりダシのとれたスープと麺を堪能!「熟成阿波尾鶏のもつ鍋風」 <材料(2人分) > 熟成阿波尾鶏(むね肉) 300g ラーメンの乾燥袋麺 1袋 キャベツ 300g ニラ 1/2束 にんにく(すりおろし) 5g チキンブイヨン 1個 仙台味噌 45g 韓国唐辛子 お好みで <作り方> 1. 熟成阿波尾鶏むね肉は8ミリ程度の厚さにそぎ切りする。 2. キャベツはざく切り、ニラは4~5センチに切る。 3. 鍋にチキンブイヨンと規定の倍の水、おろしにんにく、味噌を入れ加熱する。 4. 3にキャベツを入れて加熱、再沸騰したらラーメンを加え、熟成阿波尾鶏とニラを適宜加え、火を通しながら食べる。お好みで韓国唐辛子をふる。 旨味たっぷりの熟成阿波尾鶏を使って、今年の鍋のトレンド“〆充”を楽しもう!