石川遼が逆転で今季2勝目となる史上12人目のツアー通算20勝目 今大会単独最多4勝目/国内男子ゴルフ
男子ゴルフ・三井住友VISA太平洋マスターズ最終日(10日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)2010、12、22年大会覇者の石川遼(33)=CASIO=が5バーディー、2ボギーの67と伸ばし、通算11アンダーで6月に続く今季2勝目を果たした。逆転で、史上12人目のツアー通算20勝目を史上5人目の若さ(33歳54日)で達成。第52回を数える大会で単独最多の4勝目を飾った。 【写真】6年かけて“解禁”実現…短パン姿でプレーする石川遼 首位に1打差の2位から出た石川は3番(パー5)でこの日初のバーディーを奪い、7番から3連続バーディーで単独トップで前半を折り返した。後半はボギーを2つたたき、一時は首位を明け渡したが、我慢のゴルフを続けた。最終18番(パー5)でバーディーを奪い接戦を制した。 石川は「いいゴルフができていたなという気持ちでいた。最後まであきらめずにできた、我慢していてよかった。本当に幸せ者だなと思います」と笑顔で優勝を喜んだ。 1打差の2位に、66と伸ばした2013、21年大会覇者の谷原秀人(45)=国際スポーツ振興協会、67で回った河本力(24)=大和証券。昨年大会覇者の今平周吾(32)=ロピア=は69で通算8アンダーの6位だった。