つがる克雪ドームと市民体育館の命名権募集 青森・五所川原市教委
青森県五所川原市の市教育委員会は11月28日まで、同市のつがる克雪ドームと市民体育館に導入するネーミングライツ(命名権)のスポンサー企業を募集している。企業が支払う料金は維持管理費などに充てられる。 市内の施設に同制度が導入されるのは初めて。命名権の契約希望額は、克雪ドームが年額125万円以上、市民体育館が同100万円以上(ともに税込み)。市の審査会による選考を経て12月下旬ごろに決定する見通し。愛称の使用期間は2025年4月1日から2年間。 克雪ドームは年間を通じて利用できるスポーツ施設として02年に建築。23年の利用人数は4万758人。市民体育館はバスケットボール、バレーボールなど室内競技全般を行える施設として1977年に建築された。2023年の利用人数は4万9719人。 克雪ドームは22年1月に雪害で屋根のシートが剝がれた際、市が加入する建物共済を使い、約1億2千万円で補修した。23年度の共済制度変更に伴い、市の持ち出しが増える可能性が出てきたため、市内の施設へのネーミングライツ制度導入を検討していた。