「盛大にパレードをしたい」ファン総立ち ベイスターズ日本一 キャンプ地の沖縄・宜野湾市、観戦の150人沸く
26年ぶりに日本一に輝いたプロ野球横浜DeNAベイスターズのキャンプ地、沖縄県宜野湾市では3日、マリン支援センターでパブリックビューイングが行われ、約150人が優勝が決まった瞬間、総立ちになって喜んだ。 【写真】新愛称が「ユニオンですからスタジアム」になった宜野湾市立野球場。DeNAのキャンプ地だ DeNAが福岡ソフトバンクホークスに勝てば優勝が決まる第6戦。ユニホームに身を包んだファンや市民は、ビールやお菓子を持ち込み準備万全で試合観戦に臨んだ。 試合が始まり、会場のボルテージが最高潮に達したのは五回裏。DeNAは2死満塁で筒香嘉智選手が3点適時二塁打を放つなど一挙に7点を奪った。ファンはカチャーシーを踊って喜び、「勝てる」「日本一は決まった」と歓声を上げた。 序盤から大きな声を上げて応援していた宜野湾市立志真志小4年の山本虎翔さん(10)は「大好きな桑原将志選手がヒットを打ち得点した。日本一はすごい」と興奮した様子で話した。同小2年の謝名堂蓮音さん(8)も「勝ってくれてうれしい」と笑顔だった。 26年前の優勝時に行われた市内パレードの運営に携わった市観光協会の玉木馨副会長は「また優勝を見ることができた。今回も盛大にパレードをしたい」と喜んだ。(中部報道部・比嘉大熙)