泣き虫はもう卒業!竜の新星・松木平投手に一問一答!「来季開幕ローテ入りを狙います!」
【ドラゴンズを愛して半世紀!竹内茂喜の『野球のドテ煮』】CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送) 【画像】2024シーズンの中日ドラゴンズを画像で振り返る!【ギャラリーはこちら】
どらポジでどべポジ脱出だ!
2024年も残すところ一週間余り。慌ただしい年の瀬をお迎えのことでしょう。さて、われらのドラゴンズ、福谷浩司、小笠原慎之介両投手の去就が未定ではあるものの、ほぼ来シーズンの戦力は出揃ったように見受けられる。いまいちインパクトに欠ける補強ではあったが、投打ともに働くべき人が働けば(ここ強調)まずまずの戦力が整っているとみても良さそうだ。となると、あとは全力で応援するのみ。新スローガン"どらポジ"を掲げた井上一樹新監督のお手並み拝見!と、多くのドラファン同様、新しく生まれ変わるチームを楽しみに待ちたい。もちろんリーグ優勝、そして日本一を願うのは揺るぎないところ。3年連続どべポジションからの大躍進を心待ちするばかりである。 さて今年最後となるサンドラは、今オフお得意のシークレットゲスト。先週放送回にて福永裕基内野手が"真面目、目が大きい、そしてレッサーパンダ"と言い表した選手とはいったい誰!?ファンへ質問したゲスト選手のイメージは個性豊かなものだった。 "ヤンキーだったら、嫌だ!私の息子にしたい" "ゴミ拾いとかしていそう" "ファッション雑誌をよく買っていそう" "先輩に媚びを売りそう" "意外と愛車は軽自動車に乗りそう" と、まさに言いたい放題!(笑) ただ同僚選手からのイメージが一番彼を言い当てていたようだ。 "いつも泣いてねぇか?" そう!いつも泣いていたと言えば、この人!来シーズンの活躍が大いに期待される竜星・松木平優太投手がサンドラ"2024年結びの一番"に登場だ!
おばあちゃんに恩返しがしたい
暗いニュースの多い最近のドラゴンズにとって、今シーズン数少ない希望の光となった右腕。松木平優太投手、21歳。飛躍の一年を振り返る。 松木平投手「目標にしていた支配下登録を勝ち取って、一軍でも勝利を挙げられた。充実した一年間になりました」 契約更改時にチャームポイントである溢れんばかりの笑顔で飛躍の一年を語った松木平投手。 2歳の時に両親が離婚。小学時代で母親を、そして高校時代には祖父を失くした。彼と姉を支え続けてくれたのは祖母だった。 "おばあちゃんに恩返しがしたい" その強い思いがあったからこそ、今まで待ち受けてきた多くの難関を彼の右腕一本でくぐりぬけてきたと言っても過言ではあるまい。 憧れ続けてきた支配下入り、そして一軍の舞台に上がったのは7月。育成4年目の松木平投手は6月末までに2軍で14試合登板、9勝3敗、防御率1.84という圧倒的な数字を残し、満を持してのデビューとなった。