エアコンが壊れたのですが、「ファンヒーター」と新しい「エアコン」どっちを買うかで迷っています。初期コストはどちらがお得ですか?
エアコンやファンヒーターを買いたいけれど、どちらを選べばいいのか分からない方もいるのではないでしょうか。暖房器具は安い買い物ではないため、買い替えるならば、なるべく初期費用を抑えたいものです。 本記事では、エアコンとファンヒーターの初期費用を比較するとともに、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。
エアコンとファンヒーターの初期コストを比較
「小売物価統計調査」によると、ルームエアコン1台の価格は8万683円、温風ヒーター1台の価格は2万3975円です。購入費だけで比較すると、ファンヒーターを導入するほうがお得といえます。 しかし、エアコンとファンヒーターにはそれぞれメリット・デメリットがあるため、特徴を把握したうえで、自分のライフスタイルに合った機器を選択することが大切です。
エアコンで暖をとるメリット
エアコンを利用する主なメリットは、以下のとおりです。 ・火を使わないため、やけどや火災の心配がない ・天井に近い壁に設置するため、子どもの手が届きにくい ・多くの建物で利用できる ・部屋全体を暖めるのに役立つ ・燃焼しないため、部屋の空気をきれいに保てる ・夏場は冷房でも使える エアコンは、ほとんどの建物で設置が可能です。火を使わない暖房器具なので、やけどや火災の心配がありません。また、本体は天井の近くに設置するため、子どもが触って壊してしまうおそれもないでしょう。 エアコンには部屋全体を暖めるメリットがあり、石油ストーブのように燃焼はしないため、部屋の空気を汚さずに暖められます。
エアコンで暖をとるデメリット
エアコンを利用する主なデメリットは、以下のとおりです。 ・本体価格が高額 ・長時間つけていると乾燥しやすい ・カビや雑菌が繁殖しやすい ・室外機を設置するスペースが必要 ・寒さが厳しい地域では暖房効果が落ちやすい エアコンはファンヒーターに比べると本体価格が高額です。また長時間つけていると、部屋の空気が乾燥しやすいというデメリットがあります。また長年使っていると、エアコン本体の中にカビや雑菌が繁殖しますので、定期的なクリーニングが必要です。 さらに、ベランダや庭に室外機を置くスペースが必要ですので、あらかじめ確認しておく必要があります。