阪神・井上広大 任されたプロ初の1番に3戦連続安打で勝利に貢献 「しっかりつなげて良かった」
「DeNA0-1阪神」(12日、横浜スタジアム) トップバッター抜てきに3戦連続安打で応えた。阪神・井上が昇格から3試合連続スタメンで、任されたのはプロ初の1番。球場入り後に知らされ、中学時代以来だという打順に「近本さんが2試合で1番を打って早仕掛けしてたので、自分もそんな考えることなく。あんまり変わることなく打席に入れました」と冷静に受け止めて仕事を果たした。 【写真】「お母さんありがとう!」カーネーションを手に♥マークする姿にキュン 三回2死から才木が四球を選んだ直後の打席だ。ファーストストライクのツーシームを中前へはじき返して、チャンスを演出した。「2アウトからのピッチャーに対してのフォアボール。点になると、ファームの時も口酸っぱく言われてたので。中野さん、近本さんが続く中、しっかりつなげて良かった」。唯一の得点への足掛かりを作って、勝利に貢献した。 母の日。ピンクのアームバンドを巻いてプレー。昇格後は試合が終わるたびに母・貴美さんからメッセージが届いていた。「小さい時から自分が好きな野球をやらしてもらって、ここまで育ったので。こういう日にヒットが打てたのは良かったです」。孝行息子が最愛の母への感謝をバットで示した。