さらば森田の“デニム遍歴”を大公開!「かつての夢の一本をはく喜びに、ワクワク真っ只中」
堺市の団地で生まれ育った自分にとって、中学時代の憧れは、ダウンタウンの浜田さんでした。 ▶︎すべての写真を見る 15~16歳頃はまさに古着ブームの真っ只中。浜田さんがはいているようなデニムが欲しくてアメ村に足を運び、2万7000円で買ったリーバイス「501」が、お洒落を意識して初めて手に入れたデニムです。 それから古着の魅力にハマっていったのですが、デニムに固執することなく、ペインターパンツ、カーゴパンツ、チノパンと、アメカジの定番ボトムスを買い漁っていました。
思えば、これぞヴィンテージデニムというものを手に入れ始めたのは、ここ2~3年です。 蒐集しているコンバースのチャックテイラーに合わせて、若い頃に買えなかった「501XX」をはく。 これが実現した今は、入ってはいけないゾーンにいよいよ足を踏み入れたようで、ドキドキワクワクしている最中です(笑)。
森田哲矢さんのデニムの履歴書
[1990~]デニム地のペインターが愛用品 古着の魅力に開眼した90年代に、よくはいていたのがペインターパンツ。ライトオンスのデニム地が好みで、それは今も変わらない。 オシュコシュ、ビッグマック、カーハートといった王道ワークブランドのものをアメ村で買っていた。
[2000~]デニムよりもむしろスポーティルックが主流 19歳当時、地元の友達と撮影したショット。「団地の仲間たちは、大概ジャージ姿だった」そうで、森田さん(一番右)もスポーティなスタイルが主流だった。 古着店でもスポーツ系アイテムをよく探していたという。
[2010~]東京に進出しても古着の魅力は忘れられず コンビで東京に進出したのは2013年。この頃は金銭的に余裕がなく、ファストファッションに傾倒。とはいえ、アメカジ好きは変わらず、たまにレプリカジーンズを購入していた。 かつて買い集めた古着を着たり、少しずつ東京の古着店にも足を運ぶようになった。
[2020~]かつての憧れのデニムを次々と手に入れる ブックオフでたまたま見つけた「501」。2000年代初頭のバレンシア工場生産の最後期モデル。