議場で突然「ハカ」を…先住民マオリ議員らが伝統的な踊りで法案に抗議 ニュージーランド
ニュージーランドの議会で、法案に反対する先住民の議員らが伝統的な踊り「ハカ」で抗議する一幕がありました。 突如、形相を変えて歌い出し、法案が書かれた紙を破る女性議員。 その後、議場の中央に向かい、同じ野党議員らと踊り始めます。 ニュージーランドの議会で14日、先住民マオリの権利を見直す法案が審議され、権利が狭まることを危惧したマオリ党の議員らが「ハカ」を踊り抗議しました。 「ハカ」は、ニュージーランドでラグビーの試合前などに披露されるマオリ伝統の踊りで、相手に立ち向かう意味合いがあります。 マオリはニュージーランドの人口の約2割を占めていて、マオリ党の共同代表は「政府はこの法案によって私たちの存在とこの国の基盤を攻撃している」と声明で批判しました。
フジテレビ,国際取材部
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