卵と相性抜群!“フルール・ド・セルと黒胡椒のバター”のつくり方
天日塩のガリっとした食感と胡椒の風味が後味を引くフレーバーバターです。パンはもちろんたまご料理とも相性抜群です。出来たてならではの風味が楽しめるフレーバーバターのつくり方を、料理家の平野由希子さんに教えてもらいました。 【写真を見る】卵と相性抜群!“フルール・ド・セルと黒胡椒のバター”のつくり方
■“フルール・ド・セルと黒胡椒のバター”のつくり方 フレーバーバターは素材を直接混ぜ込むことでバターに風味が移り、味に奥ゆきと一体感が生まれます。フランス料理でいう、香りを移すアンフュゼ(infuser)の技法です。手軽にできる“フルール・ド・セルと黒胡椒のバター”も、バターの上に黒胡椒をパラパラとふったものとは味わいが違います。パンに塗るだけでなく、野菜やフルーツ、ハム、サーモンと合わせてもおいしい。必ず、おいしい食塩不使用バターや食塩不使用発酵バターでつくってくださいね。 ◇材料 (つくりやすい分量) バター:100g(食塩不使用) フルール・ド・セル:3g(天日塩) 黒胡椒:少々 (1)バターをやわらかくする バターは小さめに切ってボウルに入れて室温にもどし、やわらかくする。 (2)塩を加える フルール・ド・セルを加える。 (3)胡椒を加える 黒胡椒を粗く挽いて、好みの量加える。 (4)冷やし固める 混ぜ合わせたものを容器に詰め、冷蔵庫で冷やし固める。 --------------- ――教える人 「平野由希子 料理家」 日本ソムリエ協会認定ソムリエ。フレンチをベースに幅広いジャンルの料理を手がける。自称「レモンサワーラバー」で、ワインだけにとどまらずお酒をこよなく愛す。おいしく飲むためにおつまみは必須で、メニューを考えているだけで楽しくて時間も忘れてしまうとか。そのシンプルかつキレのよい味わいは多くの酒飲みをうならせる。書籍、雑誌、広告のレシピ制作や飲食店のプロデュースなどで活躍中。著書も多数。 --------------- この記事は『技あり!dancyu パン』に掲載したものです。 文:瀬川慧 写真:公文美和
瀬川 慧