関東一がスーパー返球で夏初決勝進出!京都国際が6回逆転劇で春夏通じて初の決勝【24年・夏甲子園13日目】
2024年の第106回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)13日目は21日、準決勝が行われ、関東一(東東京)と京都国際(京都)が決勝に進出した。 【トーナメント表】夏の甲子園 準決勝までの結果一覧 第1試合は、関東一(東東京)が神村学園(鹿児島)の反撃を自慢の守備力で振り切って、夏甲子園では初めてとなる決勝進出を決めた。2対1と1点リードで迎えた9回2死一、二塁で中前へ安打を打たれたが、センターの飛田 優悟外野手(3年)が、捕手へノーバウンドのストライク送球。間一髪で本塁でアウトにしてゲームセットとなった。6回からリリーフ登板した坂井 遼投手(3年)が、4イニングを無失点に抑えて逃げ切った。東東京勢の決勝進出は帝京が優勝した1995年以来、29年ぶり。 第2試合は、京都国際(京都)が青森山田(青森)を3対2の逆転で下して決勝進出。センバツで敗れた相手にリベンジを果たした。0対2で迎えた6回、2番手で登板した青森山田のエース・関 浩一郎投手(3年)を攻め、長谷川 颯外野手(2年)が2点適時打を放って同点に追い付き、内野ゴロの間に三塁走者が生還して逆転に成功した。京都府勢では2005年の京都外大西以来、19年ぶりの決勝進出。優勝を果たせば1956年の平安(現・龍谷大平安)以来68年ぶりとなる。 大会最終日の23日、午前10時から関東一-京都国際の決勝戦が行われる。