気合のトップスタートから佐藤隆太郎が今年7回目の優勝/ボートレース多摩川
18日から開催されていたボートレース多摩川の「第31回神奈川新聞社賞」は23日に最終日を迎えた。4日目には西島義則が通算5,000連対を達成するなど活躍したが、優出は果たせず。優勝戦にはドリーム戦の面々が顔を並べた。 予選トップ通過だった佐藤隆太郎は準優で2着に敗れて、優勝戦は4枠に。代わって予選2位通過の上村純一が絶好枠に構えた。この上村と2枠・杉山裕也は気配劣勢だったが、それでも両者が人気を集めた優勝戦。枠なり3対3の進入から、カド佐藤がコンマ08と唯一の0台スタートを踏み込んだ。カド受けの加藤政彦が大きくへこんだこともあり、佐藤はそのまま内を絞ってまくりを敢行。マーク戦の秋元哲がバックで迫ったが、佐藤が振り切ってVゴールを飾った。 2着には加藤が浮上し、上村を退けた秋元が3着に入線。3連単4-3-5は1万7390円(51番人気)と波乱決着になった。 佐藤は通算14回目、当地は2回目、今年は7回目の優勝で、10月のダービーへ弾みをつけた。
マクール