peco 息子と寄り添う姿も公開!愛犬アリソンが気付かせてくれた“個性のあり方” 連載『My Love』
息子と大の仲良し わんちゃんより子供が好きなアリソン
すくすく大きくなってくれて、今年5月で2歳になったアリソンは、本当に息子と兄妹のようです。(たまにどっちが年上かわからないときがありますが。笑) 元野犬の子や、アリソンのように野犬から生まれてきてくれた子は、もちろんみんながみんはではないですが、子供が苦手な子が多いみたいで。それもあってか、アリソンと出会える前、保護犬の掲示板などで気になるわんちゃんにご連絡させてもらっても、「お子さんがいらっしゃるご家庭はお断りしています」というお返事が返ってくることばかりだったくらいです。 でもアリソンは、子供がだーーーーーーいすき! 生後2ヶ月の頃から、当時4歳になったばかりのはちゃめちゃな息子と過ごしていたからか、ちいさな子供のことが大好きなのです。 むしろ、わんちゃんより大好き。 というか、唯一好きなのが子供、というくらいです。笑
「アリソンの気持ちわかる」愛犬が気付かせてくれた“個性のあり方”
アリソンはとにかくわたしのことが好きで好きでたまらなくて、心から信頼してくれています。(なんだか自分で言うのは恥ずかしいけれど。笑) だから、「ママのことを守る」という気持ちを本当に大きく持ってくれていて、わたしがいると他のわんちゃんや人間に怒ってしまうことがほとんど。あと、ビビり屋さんというのも大きな理由で。 できることなら他のわんちゃんとも遊んでほしいし、うちに来てアリソンを可愛がってくれようとする人に懐いてほしいなぁと一時期わたしもすごく悩んで、アリソンをお迎えさせてもらったピースワンコジャパンの方に相談させてもらいに行ったこともありました。 でも、いろいろな方法を試したり、わんちゃんが家族にいる方のお話を聞いたり、アリソンの様子を日々見ていると、でもこれがあくまでも ''アリソンの性格であり個性'' だと思うようになりました。 一定の距離を保っていたり、もちろんですが嫌なことをされない限り、吠えたり威嚇して怒るだけで噛み付いたりすることもないので、無理やり他のわんちゃんとなかよくできるようにする必要もないし、自分が心開けない人に無理やり開かせる必要もないよなぁと。 わたしだって、いきなり初対面からめちゃくちゃ距離が近い人はどちらかと言うと苦手だったりするし、どうしたって心を開きたいと思えない人だっている。なんなら、ちょっと心を開きはじめた頃にグッと距離を突然縮められるのもあんまり好きじゃない。笑 そう考えると、アリソンの気持ちめちゃくちゃわかるなぁって! アウトドアが好きな人もいれば、お家でひとりのんびりするのが好きな人もいる。わんちゃんにも、誰にでもしっぽを振ってなかよくできる子もいれば(家に入ってきた泥棒にさえ、しっぽを振ってお腹を出している海外のわんちゃんの動画を見たこともあります。笑)、最低限の関わりだけでいいと思う子もいる。 アリソンはどちらかというと後者で、無理にそれを変える必要もないんだなと今は思っています。 少しツンデレで、気難しいところもあるアリソンですが、ほんっとうに賢くてかわいくて愛おしい、わたしたちの家族です。アリソンの存在にどれだけ救われているか! 出会わせてもらえたご縁にも、生まれてきてくれたアリソンにも、感謝の気持ちでいっぱいです。
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