宮城高野連、21世紀枠に仙台一を推薦 今秋県8強の文武両道伝統校
宮城県高校野球連盟は12日、来春の第97回選抜高校野球大会の21世紀枠候補校に仙台一を推薦すると発表した。同校の推薦は2年連続。 仙台一は今年度で創立133年目を迎え、文武両道を実践する伝統校として知られる。時間の制約が多い中で主体的に練習メニューを考え、今秋の県大会では8強入りした。また東日本大震災以降、海岸防災林の育樹活動や、地元の少年野球チームを対象にした野球教室といった社会貢献活動に取り組んでいることも「地元の人たちと共に歩み、復興の一翼を担い続けている」と評価された。 今後は、東北各県からの推薦校6校の中から東北地区の候補校1校が12月13日に決まり、さらに全国9地区の候補校から2校が来年1月24日に選ばれる。(岸めぐみ)
朝日新聞社