入野自由の優しい「よしよし」がエモい…『デデデデ後章』より、おんたん&大葉のハグシーンを独占入手
「ソラニン」の浅野いにおによる原作漫画を、2部作でアニメーション映画化した通称「デデデデ」。現在前章が公開中だが、いよいよ本日続編『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』が公開となった。そんな本作より、あのが声優を務める“おんたん”こと中川凰蘭と、入野自由が声優を務める“侵略者”、大葉圭太がぐっと距離を縮める、雰囲気満点の本編映像を独占入手した。 【写真を見る】凰蘭が大葉に床ドン!入野自由の優しい「よしよし」が響く『デデデデ 後章』本編映像が到着 2014年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載が開始され、数々の漫画賞を受賞したのち、2022年に全12集をもって堂々完結を迎えた「デデデデ」。舞台は、突如東京上空に巨大な宇宙船、通称“母艦”が襲来する異常事態が発生するも、次第に日常へと溶け込んでゆく世界。担任教師の渡良瀬(声:坂泰斗)に想いを寄せる女子高生、小山門出(声:幾田りら)と、門出と小学校以来の親友で、戦争ゲームオタクゆえ日常的に寝不足の中川凰蘭たちが、非日常の青春を謳歌する物語だ。 原作者である浅野の監修による、劇場版オリジナルエンディングにも注目の集まる本作だが、今回入手したのは、凰蘭と大葉、2人の関係が動きだすシーンの映像。大葉は、外見は門出が中学時代に追っかけをしていたアイドルと同じ姿だが、その中身は母艦と共にやってきた侵略者であり、周囲に正体がバレないよう、門出の家にかくまわれている。本映像はそんな門出の家での一幕だ。 映像は外出をしていた大葉が帰宅するところから始まるが、門出はアルバイトに出ており、夕日が差し込む部屋には凰蘭と大葉のみ。突然、凰蘭の名を呼び静かに抱きつく大葉だが、凰蘭もまた静かに大葉の背中に腕を回し、「大葉どうした、よしよし」となだめる。続けて頬を赤らめた大葉は「凰蘭は1人じゃないから大丈夫」と意味深な発言。この言葉に凰蘭は思わず、大葉を押し倒し床ドン!「もしかして大葉は、なにか知ってるの?」と不安を口にする凰蘭を、大葉は「よしよし」と抱き寄せる。 大葉が凰蘭の秘密を知っているようなやり取りも気になるが、2人の間にいい雰囲気が流れるなか、アルバイトを終えた門出がのほほんと帰宅。運悪く2人が抱き合っているところに遭遇してしまい、「ごゆっくり!どんな感じだったかあとで教えてねー!」と部屋を飛びだした門出を追いかけ、凰蘭も外へ…。 大葉は、凰蘭がすっかり忘れていた門出と凰蘭の記憶をひょんなことから知ってしまい、凰蘭を気にかけていくのだが、本映像のシーンを境に2人の関係には、恋愛感情にも似た感情が入り混じっていく。大葉の声を担当した入野は、オーディションの際に匿名状態で凰蘭の声の資料をもらっていたそうだが、すぐにあのであることがわかったそう。これ以上考えられない声とキャスティングだったと明かし、「鳳蘭に関しては唯一無二の声と雰囲気が大事だと思っていましたし、収録では一緒に掛け合いをしていてもとても楽しかったです」と、収録の様子を振り返る。そんな凰蘭と大葉の劇中で繰り広げられるやりとり、そして劇場版「デデデデ」のエンディングを、劇場のスクリーンで体感しよう。 文/山崎伸子