横浜FMが31年前の開幕戦と同じスコアで東京Vに劇的勝利!京都も高卒ルーキー・安齋の同点弾で柏とドロー決着 | 2月25日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】2月25日、明治安田J1リーグ、J2リーグ、J3リーグの開幕節14試合が行われた。 ●Jリーグ 放送予定・試合日程
J1は日曜日に2試合が行われた。 新・国立競技場で行われた31年前のJリーグオープニングマッチと同一カードの東京ヴェルディ対横浜F・マリノスの開幕戦は、劇的な幕切れとなった。 試合は立ち上がりの7分に新加入の山田楓喜が鮮やかな直接FKを沈め、東京Vが幸先良いスタートを切る。その後も東京Vが横浜FMのビルドアップを中盤で引っ掛け、鋭いカウンターから決定機を作っていくが、GKポープ・ウィリアムの好セーブやDF上島拓巳のカバーもあって、ゴールに結びつけられない。 後半に入ると、サイドからのクロスを軸に横浜FMが反撃するが、こちらもゴールに結びつけられず、試合終盤に突入した。まずは89分にハンドで獲得したPKをFWアンデルソン・ロペスのゴールで1点を返すと、試合終了間際には、DF松原健がペナルティエリア内から左足を振り抜いたシュートがサイドネットを揺らし、劇的な逆転ゴールを仕留めた。土壇場で逆転した横浜FMが31年前と同じスコア、展開で東京Vを下し、開幕白星を飾っている。 もう一つのカードの柏レイソルと京都サンガF.C.の開幕戦も試合終盤にドラマが待っていた。 スコアレスで迎えた77分、MFマテウス・サヴィオのゴールで柏が先制し、88分にはPKを得たが、これをFW細谷真大が枠に仕留められず、後半アディショナルタイムに京都が途中出場からJデビューを飾った高卒ルーキー・MF安齋悠人が劇的なJリーグ初ゴールが生まれ、1-1のドローで決着した。 7試合が行われたJ2。昨季は最後の最後でJ1昇格を逃し、涙をのんだ清水エスパルスは、ロアッソ熊本に先制を許したが、山原怜音とオウンゴールで逆転。開幕戦白星スタートを切っている。ジェフユナイテッド千葉とモンテディオ山形の注目カードは、前半は千葉がリードで折り返したが、後半に山形が巻き返しを見せた。54分、60分と後半からピッチに入ったFW高橋潤哉が立て続けにゴールを奪い、逆転に成功。後半アディショナルタイムにお互いに1点ずつを奪ったが、最終的には山形に軍配が上がった。ヴァンフォーレ甲府は、敵地で迎えた開幕戦で徳島ヴォルティスから大量5ゴールを奪うゴールラッシュ。こちらも最高のスタートを切っている。 6試合が行われたJ3では、沼津が伊藤彰新監督を迎えたツエーゲン金沢を相手に、MF森夢真と2ゴールのDF安在達弥の活躍で3-0で完勝したほか、2点のリードを逃げ切った松本山雅FC、服部年宏新監督を迎えたFC今治、大嶽直人新体制のFC大阪がそれぞれ開幕戦で白星を飾っている。 ■2月25日開催 結果 ・J1第1節: 柏 1-1 京都 東京V 1-2 横浜FM ・J2第1節: 愛媛 1-0 秋田 千葉 2-3 山形 岡山 3-0 栃木 熊本 1-2 清水 群馬 1-1 鹿児島 徳島 1-5 甲府 大分 1-1 仙台 ・J3第1節: 今治 1-0 鳥取 YS横浜 1-1 富山 沼津 3-0 金沢 讃岐 1-1 岩手 宮崎 1-2 松本 FC大阪 2-1 長野