「良い経験にして」 山梨学院卒業式、3年生が後輩激励 /山梨
山梨学院(甲府市酒折)で1日、卒業式があり、野球部からは選手とマネジャー18人が巣立った。3年生は、センバツに向けて練習を重ねている後輩たちにエールを送った。 式後にグラウンドを訪れた清水雄登・前主将(3年)は「センバツが決まって気合が入っていると思う。ぜひ、良い経験にしてほしい」と激励。1、2年生は卒業する野球部の先輩一人一人を胴上げし、笑顔で握手を交わした。 清水前主将は秋の公式戦をスタンドから観戦していたといい「センバツ出場は厳しいのではないかと思われていたかもしれないが、その悔しさをバネにして(センバツを)つかみ取った。成長を感じた」と後輩たちの活躍に期待を寄せた。 野村健太選手(2年)は「さみしいが、先輩の教えを生かしてセンバツで活躍し、恩返しをしたい」と話していた。【金子昇太】