忙しい!お金もない!そんな時は「炭水化物の冷凍」で食費節約
レンジで加熱するときは、フタをずらしてから加熱するのがコツです。 ■食パン
パンの値上げが続いていますが、その中でも食パンは値上げがゆるやかです。常温保存していた食パンにカビが生えてしまった…という経験がある方も多いかと思いますが、食パンは冷凍することができます。1枚ずつラップに包んでジップ式のフリーザーバッグ入れて食べる分だけトーストします。フリーザーバッグにいれて保存することで乾燥やにおい移りを防ぎ、美味しさも保てます。これをアレンジして、味付けしてからラップに包んで冷凍保存することで、焼くだけ簡単トーストの完成です。
食パンの厚さはお好みですが、今回は8枚切りの食パンを使用して、明太子スプレッド、ピザトースト風、シュガートースト、ガーリックバターをそれぞれ2枚ずつ4種類の味にしました。その時の気分によって好きな味を選ぶのも楽しいですね。 ■パスタ パスタは乾麺をまとめてゆでてから小分け冷凍をします。
今回は、1.6mmのパスタを使用しました。乾麺は太さによってゆで時間が異なりますが、ゆで時間マイナス1分で麺をざるにあげます。麺をボウルに移したら、麺がくっつかないように、オリーブ油もしくはサラダ油を麺にまぶします。
乾麺のままゆでてもいいのですが、水漬けパスタにしてから麺をゆでると、ゆで時間が短くなるのでおすすめです。パスタが入るケースに、乾麺と塩大さじ1、水を多めに入れて、2時間浸水させます。その後沸騰したお湯で約1分間、麺が透き通るくらいゆでるだけです。
今回は、1袋500の乾麺をゆでましたが、一般的な1人前のパスタの乾麺量は100gですので、5等分になるように計ります。オイルを入れた後の重さが1099g、1食分が約219gでしたので、ラップに包んでからジップ式のフリーザーバッグに入れて小分けにします。
食べるときは、凍ったまま沸騰したお湯に入れて、1分ゆでるだけです。あとはお好みのパスタソースに和えるだけです。 これらの冷凍された主食を休日にストックしておくだけで、忙しい日でも家に帰れば加熱するだけで手早く主食が用意でき、食品のロスが減り、食費の節約につながります。
執筆者情報
■丸山晴美 旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 資格 節約アドバイザー、FP、ファイナンシャルプランナー(AFP)FP技能士2級、消費生活アドバイザー、調理師、宅建士(登録) webサイト・SNS情報 公式HP:らくらく節約生活 https://www.maruyama-harumi.com/ ゆとりうむプロジェクト理事https://yutorium.jp/