まちなか歌声晴れやか 金沢アカペラ・タウン幕開け
全国のアカペラグループが集う金沢アカペラ・タウン2024(同実行委員会、金沢市主催、北國新聞社特別協力)は24日、市中心部で2日間の日程で開幕した。初日は金沢駅もてなしドームや片町きらら広場など6会場でストリートステージが繰り広げられ、学生や社会人グループがまちなかに歌声を響かせた。 市役所庁舎前広場で行われたオープニングセレモニーでは、新保博之副市長が「暑い夏を吹き飛ばすような素晴らしい歌声をまちなかに響かせてほしい」とあいさつ。協賛企業を代表して北國フィナンシャルホールディングスの中田浩一代表取締役常務執行役員が祝辞を述べ、小幡和弘実行委員会長の開会宣言に続き、ゲストのアカペラグループ「SMELLMAN(スメルマン)」がハーモニーを披露した。 今年は全国から約120組700人が参加し、街角でのストリートステージに出演する。開催15周年記念として、香林坊交差点の地下道ではマイクや音響機材を一切使わない「生声ストリート」も行われる。 24日に県文教会館でコンクール、25日に片町きらら広場でボイスパーカッショントーナメントが催される。25日午後5時からは、しいのき緑地でファイナルステージが行われ、コンクールの入賞者やゲストのプロアーティストによるライブが予定されている。