６回途中４失点で降板した山本由伸（ＡＰ）

◆米大リーグ　ジャイアンツ４―６ドジャース＝延長１０回＝（１３日・米カリフォルニア州サンフランシスコ＝オラクルパーク） 【動画】試合前にブルペンでキャッチボールする大谷 　ドジャース・山本由伸投手（２５）が１３日（日本時間１４日）、敵地・ジャイアンツ戦に先発して６回途中８４球を投げて５安打４失点で降板して勝敗はつかなかった。「２番・指名打者」でフル出場し、腰の張りから２試合ぶりに復帰した大谷翔平投手（２９）は５打数２安打１打点だった。チームは延長１０回の接戦を制した。 　山本は１点リードの２回に逆転３ランを被弾。そこから１２者連続アウトを奪い、ド軍打線も大谷の適時内野安打などで５、６回に１点ずつを奪って追いついたが、同点の６回に山本は１死から２四球で得点圏に走者を背負うと、ラモスに左前適時打を浴びて勝ち越しを許し、イニング途中ながらマウンドを降りた。それでも７回にＥ・ヘルナンデスの代打ソロで追いついて黒星は消え、チームは延長１０回にスミスの２点適時二塁打で勝ち越して逃げ切った。 　山本は「いいボールも多かったけど失投してしまった球（があって）、抑えないといけない場面でホームランが出たり、最後もタイムリーヒットを打たれたり、大事なところで抑えきれなかった」と振り返った。