楽天・早川隆久が3700万円増の年俸7000万円でサイン 来季目標はタイトル獲得
楽天・早川隆久投手(26)が21日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3700万円増の年俸7000万円プラス出来高払いでサインした。 【写真】阪神・才木浩人の誕生日を祝う早川隆久ら侍ジャパンナイン 今季は自身初の開幕投手を務め25試合に登板し、11勝6敗、防御率2・54。170回1/3回を投げて、4年目で初めて規定投球回に到達した。球団では左腕として初めて2桁勝利を挙げて、藤井も続いた。 チーム1位タイの白星を挙げ「勝ち星に関しては本当に運もあると思う。左腕として球団初の2桁勝利は率直にうれしいです。本当にけがなく、病気にもかからずに過ごせたのが一番よかった。本当にたくさんの方々のサポートがあって今がある」と感謝した。 1年目を終えた古謝樹(23)が「早川さんに追いつけるように」と話したことに「個人的には、追い越さないといけないと思う。それぐらいの気持ちじゃないと無理じゃないかなと思う。自分を抜くぐらいの気持ちを持ってきてくれるのはうれしい。若手に負けないぞという姿を見せられるようにしたい」と明かした。 同じく規定投球回をクリアした40歳の岸孝之(40)を尊敬。「岸さんがベテランだと思っているか分かりませんが、ベテランの選手が背中を引っ張ってくれると、自分も負けないぞ、という気持ちになる。あまりおんぶに抱っこになりすぎないように。自分もそういう存在になりたい」と最敬礼した。 来季の目標は奪三振などのタイトル獲得。「ピンチで三振を取りたいときがある。三振数を意図的に増やしていきたいです」と前を見据えた。新年1月は現役引退した和田(前ソフトバンク)らと自主トレを行い、米国フロリダ州の施設でも行う。